カズオ・イシグロさんがノーベル文学賞受賞!おすすめは福岡伸一さんとの対談。

「人生、楽しまなくっちゃ。夕方が一日でいちばんいい時間なんだ。脚を伸ばして、のんびりするのさ。みんなにも尋ねてごらんよ。夕方が一日でいちばんいい時間だって言うよ。」
(「日の名残り」より引用)
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 カズオ・イシグロさんがノーベル文学賞を受賞されました!

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 言われてみればなるほど納得。

 今までブッカー賞など栄誉ある賞を受賞されていたので、何となく忘れていたのですが、受賞されて当然の方ですよね。

 本当におめでとうございます。

(そういえば去年はボブ・ディランでしたね。
 今年はやはり、容易に連絡がとれそうな方にしたのかな?なんて思ったりして・・・)


 このブログでもカズオ・イシグロさんについては触れてきましたが、個人的にかなりオススメなのは、「動的平衡ダイアローグ」(※レビューはこちら)。

 


 あ、これはカズオ・イシグロさんの著作ではなく、「あの」(なぜか「あの」をつけてしまう)福岡伸一さんとの対談。

 「わたしを離さないで」を中心に、カズオ・イシグロさんの小説家としての軌跡や、何が「作家・カズオ・イシグロをつくったか」などについて語っています。

 こんなことを言うのも非常におこがましいですが、フランクにお話しされるカズオ・イシグロさんの言葉を読み、何だかグンと「文豪・カズオ・イシグロ」を身近に感じました。

 「カズオ・イシグロとはどんな人物なのか、どんな作家なのか」を知るうえでは、素晴らしい内容だと思います。

 カズオ・イシグロさんの小説といえば、やはり「日の名残り」でしょうか。(※レビューはこちら

 


 非常に滋味豊かな小説で、人間としての慎ましさ、奥ゆかしさ、深さ、優しさ、厳しさなどが全て詰め込まれているような美しい作品です。
 映画とともに、とーってもオススメです。

 今回の受賞で、ますますカズオ・イシグロさんのことを知りたい、いえ、知らなくちゃ!と思った秋の夜長。

 読もうと思いつつ、先延ばしになっていた「忘れられた巨人」を読もうとソッと手を伸ばしました。



 ちなみに冒頭に挙げたフレーズは、私がしばしば心の中で唱える言葉。
 カズオ・イシグロさんの小説のなかで・・・いえ、他の作家の作品も含む全小説のなかで、最も好きな言葉です。

「人生、楽しまなくっちゃ。夕方が一日でいちばんいい時間なんだ。脚を伸ばして、のんびりするのさ。みんなにも尋ねてごらんよ。夕方が一日でいちばんいい時間だって言うよ。」

 何度読んでも、心にしみます。
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アコチム

Author:アコチム
仕事・家事・育児の合間に文字を楽しむ、兼業主婦の備忘録です。
本の評価は以下のとおり(2015年10月~)
★★★★★=読むと一生幸せでいられます。
★★★★☆=読むと1年間幸せでいられます。
★★★☆☆=読むと1週間幸せでいられます。
★★☆☆☆=これ以下の本は載せません。

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