絶対に忘れ物をしない裏技も紹介!「仕事が速いのにミスしない人は、何をしているのか?」飯野謙次

評価:★★★★★

 ひとしきり自分の気持ちをいじめ、一人になったときに「ダメなやつ!」とつぶやきが出たら、次への1歩はすぐそこです。
(本文引用)
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 スピードを上げればミスが起きる、ミスが起きないようにすればスピードは落ちる。
 そうお思いではないでしょうか。

 ところがこれは全く逆。
 もちろん何事も拙速は禁物ですが、基本的に何事も「スピードを上げればミスは減る」のです。

 その鉄則にどうにも納得できない方は、ぜひこの本を開いてみてください。
 「あ~、確かにそりゃそうだ!」と悶えること間違いなしです。

 そして今すぐに、メールの受信箱を見てみてください。
 返信せずに放置しているメールはありませんか?



 「あ・・・」と気づいたら、もうこの鉄則は9割方わかったもの。
 本書の帯に書かれているとおり、「『スピード』と『質』は同時に上がる」んです。
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 著者である飯野謙次氏は、スタンフォード大学の工学博士。機械工学や情報工学の他、失敗学の専門家でもあります。

 そんな権威が書いた本と聞くと、何か難しそうな気配を感じますが、これがとっても読みやすい!
 そしてどれも、今すぐに実践できることばかり!

 資料チェックの方法や、連絡ミスの防止法はもちろん、ミスをしてしまった時の効果的な対処法や心の持ち方まで、アフターケアもバッチリ書かれています。

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 なかでも思わず「オオッ!」と声を上げてしまったのが、絶対に忘れてはいけないものを忘れないようにするコツ。
 著者は「大事なものを忘れないようにするしくみづくり」に試行錯誤を重ねます。

 しかし、どこまで突き詰めてもなかなかゴールが見えません。
 忘れる回数は減ったものの撲滅まではなかなか至らず。
 そこで編み出したのが驚きの方法。

 それはあまりにも大きい荷物の場合はちょっと難しいかもしれませんが(できないことはない)、スマートフォンやパソコン周辺機器、ちょっとした書類ならば十分可能な秘策。

 これは私もぜひ実践したいと思います。(答えは本書を見てくださいね)

 その他、ミスを防ぐメールのコツなども詳しく紹介。
 どの策もミスを防ぐことができ、あなたへの信頼感もジャンプアップするものばかり。

 ちなみに私は本書を読み、「件名は本文に繰り返す」というコツを必ず実践するようになりました。
 

よく、件名に「●●の件」とつけ、本文では「表題の件ですが~」とメールを始める人がいます。しかし、あえて本文でも「●●の件ですが」と繰り返したほうがいいでしょう。
 肝心のメールの内容を本文で省略すれば、読み手は目をあちらこちらに行ったり来たりさせなければなりません。そうした手間の分だけ、見落としやすいすれ違いが起こる可能性が高くなります。


 また他にも「メインの主題は3行以内に」というコツも紹介。
 確かに時々、主題が埋もれてしまうメールってありますよね。

 ダラダラくどくどと書かれているため、相手に主題が伝わらず、「私の言ったことが伝わっていない!」と逆切れする人も見かけます。
 ミスの多くはコミュニケーションのすれ違いから生まれます。

 本書ではメールや口頭などあらゆる場面を想定し、コミュニケーションの齟齬を防ぐ方法を伝授していきます。

 これは知っていると知らないのとでは、全く違ってきます。

 上司に「××を3日後までに作っておいて」などと言われたら、すぐに袖をつかまえてでも、本書のアドバイスを実践して!
後から「あれ、まだできてないの? 困るよ」などと言われないようにするためにも、著者の助言を必ず実行しましょう。

 仕事が速くてミスをしない人は、そういうミスを防ぐ「ちょっとしたコツ」を確実に実践しているんでしょうね。体に染みついているというか。

 本書で紹介されているミス防止策は、どれも本当に簡単なもの。相手に嫌な顔をされるようなものでもありません。むしろ相手はあなたを好意的に見てくれることでしょう。

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 なぜなら、あなたがミスをしないよう配慮することは、相手のミスを防ぐことにもなるから。
 これらを実践することで、仕事の佳きパートナーとして、互いの信頼感・安心感は倍増することでしょう。

 「仕事が速いのにミスしない人は、何をしているのか?」
 それは自分も相手も気持ちよく仕事ができる「思いやり」を、実践しているのです。

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プロフィール

アコチム

Author:アコチム
反抗期真っ最中の子をもつ、40代主婦の読書録。
「読んで良かった!」と思える本のみ紹介。
つまらなかった本は載せていないので、安心してお読みください。

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