「結局、人は顔がすべて」竹内一郎 感想

評価:★★★★☆

 好きになった人に、好かれる――。嬉しいから、いい顔になる。
(「おわりに」より)
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 「朝は希望に生き、昼は努力に生き、夜は感謝に眠る」

 そんな名言があるが、「良い顔」になりたかったら翌朝から、いや今晩寝る瞬間から、この名言をそのまま実践すべし。本書を読み、そう確信した。

 「人は見た目が9割」で話題となった著者の最新刊は、「結局、人は顔がすべて」。顔が9割どころか10割と言い切ってしまう思い切ったタイトルだ。
 「そんなことを言ってしまっていいの!?」と思わずハラハラしてしまう題名だが、内容を読めば「ああ」と納得。

 本当に、結局、人は顔がすべてであり、顔で人生はそっくり変わってくる。言ってみれば、顔を変えれば、人生を好転させることもできるわけだ。

 竹内氏は、数々の人間観察からその証左となる例を挙げ、そのうえで「セルフ造顔術」を開発・提唱。
 これが「なるほど!」と膝を打ちたくなるもので、この「セルフ造顔術」は特許が取れるのではないかと自ずと顔がニンマリとしてしまう。
 今すぐに、ただでできて、しかも一生もの。この方法を知っていると知らないのとでは、人生が大いに変わってくることだろう。
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 著者はまず、「美人・イケメンは得か」という問題提起をし、そのうえで「美容整形」に対する「世の認識の歴史」を丁寧にたどる。






 そして中間地点で「生き方は顔に出る」という結論をとりあえず出すのだが、そこからが面白い。それまで寝っ転がって読んでいたのが、突然、正座をして読みたくなる内容となる。

 たとえば、私たちは「美人・イケメン」を思い浮かべるとき、目がキラキラパッチリした人を思い浮かべるのではないだろうか。
細くて切れ長の目も魅力的だが、やはり黒目がちで目の中に果てしない宇宙が広がっているような、輝く瞳の人に惹かれるだろう。

 では、凡人がそのような瞳になるにはどうすればよいか。

 本書では、それについて非常に実践的で、即効性のありそうな方法を伝授する。

 この方法を読み、もし「本当かしら?」と疑いをもったら、自分が心惹かれている人の表情を見ると良い。
 おそらくあなたは、相手の「ある瞬間」に特に心動かされていることに気づくだろう。ただ漫然と「素敵~(ハァト)」と見つめているわけではない(そういう場合もあるかもしれないが)。たぶん、相手と接している間に「!」という瞬間があるはずだ。

 それがこの「セルフ造顔術」の大きなヒント。この術を知っていれば、あなたが相手の「造顔」に惹かれるように、相手もあなたの「造顔」に胸を突かれ、虜になることも夢ではない。

 その他、顔全体についても「良い顔」になる秘策を大公開。
 格別どうということもないものなのだが、意外とできていない人が多いのではないか。

 この方法を知っていると、ほぼ間違いなく「良い顔をした幸せな人生を送っている人」になれるであろう。

 メイク道具を買いあさったり、美容整形を考えたりするのも良いのだが、その前に、あるいはそれと並行して、この「セルフ造顔術」を読んでみてほしい。
 お金も減らず、副作用もないこの方法を、試さない手はないと認識を改めることだろう。

 スイスイと読めるが、一生モノのスキルが手に入る「結局、人は顔がすべて」。
 もうこうしちゃいられない。私、もうこの瞬間から全部実践します!

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アコチム

Author:アコチム
反抗期真っ最中の子をもつ、40代主婦の読書録。
「読んで良かった!」と思える本のみ紹介。
つまらなかった本は載せていないので、安心してお読みください。

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