ドラマ「紙の月」1/7スタート!

 ドラマ「紙の月」が、1/7からスタートする(NHK 午後10時~)。
 これは角田光代さんの同名小説をドラマ化したものだが、原作が面白かったので非常に楽しみである。

 月並みな感想かもしれないが、この小説を読むと「人間の弱さ」というものを痛感する。

 ちょっと心を弾ませるために、ちょっと優越感を持ちたいために、ちょっとあの人の心をつかまえておきたいために・・・すぐに返すつもりの5万円が10万円に、100万円にふくらんでいき、いつの間にか横領額は1億円に。その手口は、もとは普通の主婦だったとは思えない、立派な詐欺師ぶりである。


 さらにその1億円を使わせた男のほうも、次第に変貌し、人を人とも思わない人間になっていく。

 この、主人公2人がジワリジワリと精神を蝕まれていく様は、読んでいて慄然とする。
 人とは、かくも脆いものなのか。

 そういえば以前、「迷惑行為はなぜなくならないのか?」において、車が通らない横断歩道で信号無視をするようになると、他の横断歩道でも信号無視をするようになるとの見解を読んだ。
 また、アルコール依存症の患者は、治療中に一滴でもお酒を飲むとスリップ状態を起こし、さらに症状がひどくなると聞く。

 そんなことを聞くと、「人間の行動とは、意志とはかけ離れたところにあるのかもしれない」と震えがくる。自分も知らず知らずのうちに、安易に快楽を得る方向に動いているのかもしれない、と。

 そんな己をひきしめるためにも、ドラマ「紙の月」をじっくりと鑑賞したい。
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Author:アコチム
反抗期真っ最中の子をもつ、40代主婦の読書録。
「読んで良かった!」と思える本のみ紹介。
つまらなかった本は載せていないので、安心してお読みください。

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