「逆ソクラテス」感想。休校中の小中学生に絶対おすすめ!子どもが幸せになる方法、詰まってます。

 「子供たち全員に期待してください、とは思わないですけど、駄目だと決めつけられるのはきついです」
(本文引用)
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 「王様のブランチ」を観てた娘が、「これ読んでみたい!」というので慌てて読んだ。
 買ってはあったのだが、他の本を読み中で「プチ積読状態」だった。
 次に他の本を読むつもりだったが、急きょ予定を変更して「逆ソクラテス」を読んだ。

 もう大正解。
 最高すぎ。

 娘に「もんのすっごーーーく面白かったから、感想書いたら、あげるね!」と約束した(なので、この感想も慌てて書いてます)。

 実は本書を娘に読ませたいと思ったのは、ただ「面白いから」ではない。

 娘に「本当に幸せな人生を送ってほしい」と思ったから。

 
 「逆ソクラテス」には小中学生の子どもたちが、大人たちに潰されず、「真に幸せになれる術」がギュウギュウに「これでもかっ」と詰め込まれているのだ。

 休校・外出自粛で、ストレスをためているお子さんも多いことであろう。

 ぜひ通販で「逆ソクラテス」を購入し、お子さんにプレゼントしてほしい。

 きっと素敵な大人になれるはず。
 そして心身ともに健やかに、コロナ禍を乗り越えられるはずだ。
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■「逆ソクラテス」あらすじ



 加賀、安斎、佐久間たちは小学校6年生。
 彼らには「ある計画」があった。

 それは、担任教師に、友だちを認めさせること。

 担任の久留米は、児童を差別する傾向がある。
 特に男子児童・草壁に対しては、明らかに見下す態度をとりつづけ、もはや「教師によるイジメ」となっている。

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 草壁は久留米の態度・発言のせいで、すっかり「自分はダメな人間だ」と萎縮している。

 加賀、安斎、佐久間は、そんな状況を見過ごせず一致団結。

 さまざまな手段で、久留米に「草壁はすごい」と思わせるよう計画を立てる。
 
 ある日、彼らの通う小学校にプロ野球の打点王が来ることに。
 
 加賀らは打点王に対し、草壁を褒めるよう依頼。
 計画はどうにかこうにかうまく運ぶも、久留米の「草壁いじめ」は収まらず。

 そこで草壁が発した逆転ホームランとは?
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■「逆ソクラテス」感想



 本書は5編から成る短編集。
 全て「弱者が放つ逆転大ホームラン」のスカッと物語だ。

 弱い子どもを蔑ろにする教師、おとなしい教師に嫌がらせをする生徒、いじめっ子といじめられっ子etc.
 
 いずれも、暴力に訴えることなく大逆転。
 実にエレガントに、相手が心から「まいりました」と納得する術で反撃する。

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 温かく爽快な5編のラストに、何度も快哉を叫び、拍手し、涙をボロボロ流した。

 読了後、私は本書を「人生のバイブルにしよう、絶対にしよう」と決めた。

 なぜなら「逆ソクラテス」は、「幸せな人生をつくる方法」を教えてくれるから。
 そして「逆ソクラテス」は、「人を幸せにする方法」も教えてくれるから。

 幸せな人生を送るには、まず「自分を嫌いになっちゃいけない」ことが大事だ。
 それは「誰の意見も聞かず、自分が絶対に正しい」というわけではない。
 (それではイジメ教師・久留米や、いじめっ子・渋谷亜矢と同じだ。)

 誰かに見下されても、自分を卑下しない。
 理不尽に馬鹿にされても、真面目に正直に誠実に懸命に生き、自分を信じる。
 そして、そんな自分を信じてくれる人のことを、信じる。

 本書には、そんな「見下されてもひたむきに生きる人」と「見下されてもひたむきに生きる人を、支える仲間」が登場。
 そして全話、「ひたむきに生きる人」と「その仲間」が、会心の逆転打をスパーンと一発!

 つまり「誠実に生きる人」は、自分を嫌う必要は毛頭ない。
 誠実に生きている自分を愛し、そんな自分を信じてくれる人を愛すれば、きっと幸せになれるとわかるのだ。
 
 だから「逆ソクラテス」は、「幸せな人生の処方箋」。
 人生のバイブルとして、一生取っておくしかないだろう。

 さて、読み終えたことだし、「逆ソクラテス」を娘にあげよう。
 娘が本書から何を学び、何を感じとるか。
 
 「逆ソクラテス」を読み、自分が幸せになり、人を幸せにする人間になってくれれば・・・と、心から願っている。

詳細情報・ご購入はこちら↓


本書と一緒に、こちらの画像もどうぞ。
読めばわかります!


 
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アコチム

Author:アコチム
反抗期真っ最中の子をもつ、40代主婦の読書録。
「読んで良かった!」と思える本のみ紹介。
つまらなかった本は載せていないので、安心してお読みください。

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