【「プチ虐待」の心理】感想。子育てのイライラが嘘のようにおさまった「2つのコツ」とは?

 とりあえず、子どもが「35歳」になったときにどうなっていてほしいか。「35歳」になったときにどうなっているリスクは避けたいか。それを考えておくことが非常に重要です。
(本文引用)
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 前回紹介した「思春期の子に、本当に手を焼いたときの処方箋33」と、同時に購入。
 
 買って大正解。

 本書に書かれた「2つのコツ」で、ちょっと怖いほど、イライラが消えてしまったのだ。

 読む前の私は、それはひどいものだった。

 子どもが傷つく言葉をわざと言ってしまいそうになる。
 いつの間にか、「怒る原因」を探そうとしている。
 怒るたびに快感スイッチが入り、その後、激しい自己嫌悪に見舞われる。

 殴る蹴るといった暴行はしないものの、静かに確実に、子どもの心をむしばんでいた。

 そんな時、本書のタイトルがまっすぐに目に飛び込んできた。

 
 「プチ虐待」という言葉は、まさに私の行動そのもの。

 「これは読まねば!」と即購入し、結果、私は「プチ虐待」から脱出できたのだ。

 「プチ虐待」脱出のきっかけは、本書に書かれた「2つのコツ」。

 たった2つ守るだけで、私の「怒りの快感回路」はプツッとシャットダウン。
 「あ~怒りたい」という欲望が、嘘のように消えてなくなってしまった。

 さて、その「たった2つの子育てのコツ」とは?
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■【「プチ虐待」の心理】内容



 本書の対象は、どこにでもいる普通の親、あるいは真面目に育児をしている親。

 殴る蹴る、育児放棄といった「あからさまな虐待」をしている親ではない。

 しかし今、「普通の親」が「プチ虐待」をしている。
 子どもの心が育たない子育てをしてしまっている。

 「きちんとしつけなくては」と思いすぎ、子どもに罵声を浴びせる。
 スマホに夢中で、子どもを放置。
 担任教師を、子どもの目の前で「はずれ」呼ばわりする。
 親同士のトラブルに、子どもを巻き込む・・・。

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 どれもこれも、子どもの「心の成長」を阻む「プチ虐待」。
 しかし多くの親が、それに気づかず「無自覚にプチ虐待」をしてしまっている。

 本書では、まず「プチ虐待の気づき」を促し、「プチ虐待からの脱却法」を解説。
 
 「察する力」「慮る力」といった「人間力」をつける子育てへと、導いていく。

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■【「プチ虐待」の心理】感想



 冒頭でも書いたが、本書を読むと「子育てのイライラ」が雲散霧消する。
 イライラがなくなると、子どもとの衝突が激減。
 
 「こんなにラクでいいのかしら?」と言いたくなるぐらい、子育てが急にラクに楽しくなった。
 
 なぜ本書を読むと、子育てがラクになり、楽しくなるのか。

 理由は「必要最低限のことを、長期的視野でやればよい」と考えることができるからだ。

 子育てでイライラしてしまうのは「あれもこれも一度にやらなければならない」と、考えすぎてしまうから。

 わが子を良い学校に入れたい、良い友達と出会わせたい、そのためにはあれもやらなきゃこれもやらなきゃ、しつけなきゃ・・・と親はアワアワ。
 
 必要以上のことを短期的視野でやろうとするから、異常なほどイライラしてしまうのだ。

 本書の著者は、そんな「パニック親」にこう訴える。
 

子育てで一番重要なことは、「してはいけないことをしない」こと、リスクを避けることです。


 

どんな薬を飲むかよりも、どんな薬を飲まないかが重要なのです。


 
 つまり子育てで大切なのは、「良いことを与える」のではなく「明らかに悪いことを与えない」ということだ。
  
 では、その「悪いこと」とは、何を基準として決めればよいのか。

 そこで参考になるのが、この言葉だ。

とりあえず35歳になったときのお子さんの「姿」をイメージしながら子育てをしましょう。


 そう、育児における「悪いこと」とは、「子どもが35歳になった姿」を思い浮かべれば明白に浮かびあがってくる。

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 35歳のわが子が、話し相手を放置して、スマホに夢中な人になっていて良いのか?
 35歳のわが子が、周囲の人にパワハラ・モラハラをする人になっていて良いのか?
 35歳のわが子が、平気でいじめをする人になっていて良いのか?
 先生を貶め学級崩壊させた末、勉強が遅れ、キャッチアップできないまま35歳になって良いのか?

 「35歳の子どもの姿」を想像し、「してはいけないこと」だけをスッパリやめる。
 その2つを守るのが、本書が提唱する子育てだ。
 
 私のようなイライラ親にとって、これはもう神の啓示。
 今までどれほど、余計なことに気をもみ、無駄にイライラしてきたか・・・に思わず苦笑。
 「子育てって、こんなにシンプルなものなんだ。長い目で考えると、本当に大切なものだけがクッキリ見えてくるんだ」と霧が晴れた気持ちになった。

 こんなことを言うのもおこがましいが、今現在、子育てに疲弊している人はぜひ本書を手に取ってみてほしい。
 
 子育てが楽になり、しかも「子どもにとって大切なもの」はしっかり確保できる。

 このメソッド、試さない手はない。

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アコチム

Author:アコチム
反抗期真っ最中の子をもつ、40代主婦の読書録。
「読んで良かった!」と思える本のみ紹介。
つまらなかった本は載せていないので、安心してお読みください。

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