映画「蜜蜂と遠雷」を観てきました!

 映画「蜜蜂と遠雷」を観てきました。

(※原作「蜜蜂と遠雷」のレビューはこちら



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 原作を読んだ者としては、まず驚いたのが「キャスティングの素晴らしさ」
 
 俳優さんがとにかくイメージぴったりで、すんなりと原作の世界に入り込めました。
 
 特に「原作から抜け出たよう!」とゾクゾクしたのが、次の3人
 マサル、風間塵、そしてジェニファ・チャン。

 マサル役の森崎ウィンさんは、まさに「ピアノの王子様」
 真剣な顔もノーブルでウットリしますが、とにかく笑顔が爽やか!

 見た目も中身も“非の打ちどころがないイケメン”という人物像が、ありありとわかりました。


 
 原作同様、女性ファンがたくさんついてるという設定。
 そして中国人の悪役ジェニファ・チャンも、マサルにひっそり恋心。

 「そりゃこんな人がいたら、誰でも好きになるよ・・・」と納得のキャスティングでした。

 風間塵くん役の鈴鹿央士くんもね、もう「男版のだめ」というオーラがビンビン出ていて最高!

 型破りな演奏で観客を魅了。
 練習方法も型破り・・・という、ともすると疎まれ、妬まれがちなキャラクターですが、キュートな顔立ちで全てクリア。

 この鈴鹿央士くん、エキストラをしていた時に広瀬すずさんにスカウトされたそうですが、私の中で「広瀬すずさんの評価」まで上がりました。

 「よくぞこんな宝石みたいな男の子を、発掘してくださいました!」と、地面に頭を擦りつけながら御礼を言いたいです。

 そして先ほども出ました、悪役ジェニファ・チャン。
 モデルの福島リラさんが演じていましたが、もう「ヒールのお手本」のような悪役ぶりに胸をズキューン!

 出番はそれほど多くありませんが、福島リラさんの悪役ぶりが、この映画にいっそう厚みを持たせてくれてます。

 「ああ、芸術の世界とはかくも厳しいものか。そしてピアノに人生をささげつつも、人としての愛も得るとは何とも難しいことなのか」

 福島リラさんのジェニファ・チャンからは、そんな「人間としてのジレンマ」が痛いほど感じられました。

 こう書くと「ピアノのシーンはないの?」と思われるかもしれませんが、ご心配なく。

 ピアノのシーン、たーーーーっぷりありますので、音楽好きの方は大満足できると思いますよ。



 シアターでは皆、本当のクラシックコンサートを聴くような趣きで映画を観賞。
 コンテスタントたちがピアノの前に座り、スゥッと腕を上げるたびに、館内で「ゴクリ・・・」という声が聞こえてきそうでした。

 映画「蜜蜂と遠雷」、まだご覧になっていない方はぜひぜひご観賞を!

 原作を読んだ方は、いっそう楽しめるんじゃないかな?
 あの「いつまでも読んでいたい、本から流れる音を聴いていたい」という耽溺する感触を、シアターでもう一度味わうことができますよ。

 そしてきっと、スピンオフ「祝祭と予感」も読みたくなるはず!



 もちろん原作を読んでいない方も、ぜひ。
 私は「原作を読んでいない人」と一緒に観ましたが、「面白かった!」とホクホクしてました。

 クリスマス前の優雅なひとときを、ぜひ「蜜蜂と遠雷」で心豊かにお過ごしくださいね。 

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アコチム

Author:アコチム
反抗期真っ最中の子をもつ、40代主婦の読書録。
「読んで良かった!」と思える本のみ紹介。
つまらなかった本は載せていないので、安心してお読みください。

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