「予定通り進まないプロジェクトの進め方」。この「2つ」さえ考えればプロジェクトはきっとうまくいく!

評価:★★★★★

飲食店で「アイスクリーム味のチャーハンをください」なんてオーダーする人はいないのですが、ことプロジェクトという特別な空間においては、人はこれに似たことをやってしまうものだ、ということです。
(本文引用)
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 プロジェクトを大成功とまではいかなくても、失敗はさせたくない。

 本書はそんな「欲張らない」人におすすめ。

 どうすればプロジェクトを大コケさせることなく、成功にうちに終了できるか。
 「とりあえず、無事に終わってよかったですねー!」と言えるよう幕を下ろせるか。

 「予定通り進まないプロジェクトの進め方」は、最低限失敗だけは防げる「プロジェクトマネージャーのお守り本」だ。


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 本書ではまず「プロジェクトは計画通りいかない、いくはずがない」という「基本」からスタート。
 
 「計画に固執することは愚か」とまで言い切る。

 何しろプロジェクトは、複数の人が関わるもの。
 最初から最後まで自分ひとりで行ない、自分の好きなものを作るのなら問題はない。

 志向も好みも考え方も異なる人々が方々から関わるのだから、「自分の思い通り」にならなくて当然なのだ。

 しかしだからといって、「失敗してもいい」ことにはならない。
 プロジェクトを誰もが納得いく形で、期日に終わらせることだけは死守したいものだ。

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 ではどうすればよいか。

 本書では、「他人と自分は別人間」「頭の中は別物」ということを大前提として、「失敗しないプロジェクト遂行法」を指南。

 そのためには、次の2つを考えればよい。

 「あってしかるべきもの」と「あってはならないもの」だ。

 プロジェクトがうまく進まない原因・失敗する原因は、関係者個々が「目標」と「最悪の事態」について、違う像を描いているからだ。

 プロジェクトを成功させるには、「目標」と「最悪の事態」両面について意思統一させることが不可欠なのだ。

 そこで肝心なのが、「あってしかるべきもの」と「あってはならないもの」。

 プロジェクトが大成功とまではいかなくても、「絶対不可欠のもの」と「絶対NGなもの」さえメンバー間で統一させれば、失敗に終わることだけは避けられるのだ。

 私自身、今複数人で結成しているプロジェクトを進めているが、チョコチョコ「想定外」の事態が起こる。
 そこで私は思い出す。

 「あってしかるべきもの」と「あってはならないもの」にはずれさえしなければ、大丈夫!

 そう自分に言い聞かせると気持ちが非常に落ち着き、冷静な判断ができ、スルッと次に進むことができる。

 本書の「プロジェクト成功術」は、非常に有効だ。

 今抱えているプロジェクトについて、「爆発的な大成功とまで欲は言わない。とにかく無事に終わらせてホッとしたい」という人は、ぜひ本書を読んでみていただきたい。

 どんな事態でもクールに判断でき、チームワークを乱すことなく、プロジェクトは大団円。
 本書を読んでおいたおかげで、メンバーから「打ち上げしよう!」と満面の笑みで言われるはずだ。

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アコチム

Author:アコチム
反抗期真っ最中の子をもつ、40代主婦の読書録。
「読んで良かった!」と思える本のみ紹介。
つまらなかった本は載せていないので、安心してお読みください。

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