映画「マスカレード・ホテル」公開間近!「マスカレード・ナイト」感想。全作読んでわかった「面白い理由」。

評価:★★★★★

「怪しんで怪しんで、最後に疑問が解けた時、人は一切疑わなくなる」
(本文引用)
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 いよいよ映画「マスカレード・ホテル」の公開が迫ってきました!

  

 もう夏休み頃から楽しみで楽しみで仕方がないのですが、その理由は「配役」。

 主役の刑事が木村拓哉さん、超敏腕コンシェルジュ役が長澤まさみさんというのが、膝を打ち砕くほどドンピシャすぎ。

 キャスティングについては、「ボヘミアン・ラプソディ」に負けてないかも・・・と期待しています。



 加藤諒くんの「パタリロ!」には負けてるかもしれないけど。



 さて、どうせ映画を観るのなら「マスカレード」シリーズは全作読破したい。(「マスカレード・ホテル」「マスカレード・イブ」は読了)
 映画化するのは第一作「マスカレード・ホテル」のようですが、もしかすると「イブ」「ナイト」の要素も入ってくるかもしれないし。

 そこで今回、「マスカレード・ナイト」を読み終えたわけですが、全作読んでやっとわかったんです。
 なぜ東野圭吾の「マスカレード」シリーズは面白いのか。

 「マスカレード」シリーズの魅力を語る前に、まずあらすじをご紹介しますね。

※「マスカレード・ホテル」のレビューはこちら
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■「マスカレード・ナイト」あらすじ


 
 場所は都内マンション。
 「女性が死んでいるかもしれない」という匿名電話があり、現場に行くと感電死した女性の死体が発見されます。

 被害者には交際相手もおらず、捜査は難航。
 
 そんなある日、警察に密告状が届きます。

 内容は何と、犯人登場の予告。

 大晦日の夜、ホテル・コルテシア東京の仮装パーティーに犯人が現れるというのですが・・・? 

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■「マスカレード・ナイト」感想



 「マスカレード」シリーズは、累計265万部突破の大ヒットシリーズ。
 東野圭吾作品のなかでも、トップの人気を誇るのですが、なぜそこまで人気があるのでしょうか。

 それは「マスカレード・ナイト」まで全て読めば判明。
 「推理が二重構造になっているから」なんです。

 ミステリーは、犯人の仕掛けが優れていることも重要ですが、それ以上に「推理が優れていること」も大切。

 「マスカレード」シリーズは、ホテルマンと警察がダブルで名推理を発揮するから、他シリーズより「一段上の面白さ」があるんです。
 
 本作では、警察も舌を巻く推理を、ホテルマンたちが続々と披露。
 お客様のデータや仕種、部屋の様子から「どんなお客様か」「どんな声掛けをすれば喜ばれるか」を巧みに使い分け、刑事陣を驚かせます。

 秘密の扉の閂がどんなに固く頑丈でも、ホテルマンの洞察力と、警察の嗅覚を持ってすれば怖いものなし!

 1人の名探偵や名刑事が解決するのではなく、ホテルマンと警察それぞれが「自分の武器」を持ち寄って解決するから、「マスカレード」シリーズは読んでて楽しいんです。

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 特に今回は、ホテルマンのプロ意識が爆発。
 
 山岸尚美の「何でも可能にするコンシェルジュ力」と、新登場・氏原の「何でもお見通しの観察力」が、どう解決につながるか。

 「マスカレード・ナイト」を読めば、「私も自分の強みで、難事件を解決できるかも」なんて探偵気分になれますよ。

 さらにラストでは、事件を超越した「カラクリ」も暴露。
 
 推理のみならず物語自体も「二重構造」と言えるので、面白さも二倍二倍!となっています。
 さすが東野圭吾作品!
 悔しいほどバッサリサラリと、読者を思いっ切り騙してくれます。

 ちなみにこの「マスカレード・ナイト」。
 舞台が大晦日のホテルなので、年末に読むのにピッタリ。

 「今年最後の一冊」を飾るのに、ふさわしい傑作ですよ。
 
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アコチム

Author:アコチム
反抗期真っ最中の子をもつ、40代主婦の読書録。
「読んで良かった!」と思える本のみ紹介。
つまらなかった本は載せていないので、安心してお読みください。

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