「東大院生が開発!頭のいい説明は型で決まる」のコツは、たった1つのことだった。

評価:★★★★★

 びっくりするくらいわからない人が聴き手の中にいるということは覚悟しておいたほうが賢明です。
(本文引用)
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 「頭のいい説明」とは、極限まで「自分の頭を悪くする説明」である。
 本書を読み、そう感じた。

 「頭のいい説明」とは、相手に新しいことをわかってもらう説明だ。
 そのためには「頭のよさそうな説明」をするのは禁物。

 相手と同じ目線に立ち、自分の頭をグニャグニャにほぐし、言葉をギリギリまでかみくだくことが必要だ。

 でもいざとなると、やはり戸惑うもの。

 「あれ? この話ってどうやって説明すればいいのだろう?」「何かわかりやすい説明するの、めんどくさくなってきたなぁ。自分のペースでやりたいなあ」という誘惑にかられることも。


 そんな時は、本書が即効性あり!
 「頭のいい説明の型」に当てはめていけば、自分でもワクワクするほど「わかりやすい説明」に早変わり。
 
 しかも「わかりやすい」だけでなく、「身を乗り出して聴きたくなる説明」ができる方法だ。
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 著者・犬塚壮志氏は元予備校講師。
 犬塚氏の説明で「わかる!」を実感した生徒たちは、次々と難関大学に合格。
 受講者数日本一という、輝かしい功績を上げている。

 本書は、犬塚氏の説明メソッド満載。
 難易度の高いことをわかりやすく説明する極意を、惜しみなく伝授してくれている。

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 本書の魅力は、読者の怠惰をストップさせてくれること。
 多くの人がつい省きたくなる手順の大切さを、じっくりと解説し、読者の背筋をピンと伸ばしてくれるのだ。
 
 たとえば相手をきちんとプロファイルし、どこまで知識があるのかをあらかじめ知っておく。
 結論に至るまでの経緯を、1つひとつしっかりつながるように説明する。
 伝えたい物事を比較する材料を調べておく。
 擬人化できるものはないか考えておく。
 
 どれもこれも、実は結構めんどくさいもの。

 相手の知識が、自分と同レベルと想定すれば、説明は何ともラクチン。
 結論に至るまでのプロセスだって、少々省いてもわかりゃしない。
 比較できる対象? そんなの調べるのめんどくさい。数値だけ言っときゃ後は自分で考えるでしょ。
 擬人化なんて思いつかないよー。

 たいていの人はそう思ってしまい、結局、「わかりやすい説明」ができないまま時が過ぎてしまうのである。

 しかし本書を読んでいると、そんな「めんどくさいこと」に神が宿っていることがよくわかる。

 わかりやすい説明に魔法などない。
 魔法があるとすれば、相手にわかってもらうために必要な「めんどうなあれこれ」を、決して省かないことなのだ。

 そしてそれらの手法を煮詰めて凝縮させると、ある一つのコツが浮かび上がる。

 そのコツとは、「自分の学力・知識はおいといて、とにかく相手に合わせる」ことだ。

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 時には「えっ? こんなことも知らないの?」と驚くこともあるだろう。
 
 しかしそこをグッとこらえ、相手の知識レベルに合わせて説明していく。
 
 その情熱が「相手に伝わるためのめんどうなあれこれ」を実行する原動力となり、相手から「わかった!」という快感を引き出すことができるのである。

 こう書くと、あまり目新しさのない本に見えるかもしれない。
 しかしぜひ、実際に本書を読んでみてほしい。

 実例が豊富に載っているので「こういう時、なんていえばいい?」と迷った時の虎の巻としても使えるだろう。
 
 自分の説明がどうも相手に伝わっていない。
 説明している間、相手が何だか退屈そう・・・。
 わかってはくれてるみたいだが、相手を動かすまでに至らない。もっと魅力的な説明ができないものか。

 そう思ったら、本書の「型」を即実践!

 近いうちに、あなたの説明で「動く」人が必ず出てくるだろう。
 
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プロフィール

アコチム

Author:アコチム
反抗期真っ最中の子をもつ、40代主婦の読書録。
「読んで良かった!」と思える本のみ紹介。
つまらなかった本は載せていないので、安心してお読みください。

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