「13歳からのアート思考」感想。新型コロナ対策には「アート思考」が必要だ!

 空間的にも時間的にも、タンポポという植物の大半を占めているのは、じつは目には見えない「地下」の部分なのです。
(本文引用)
______________________________

 新型コロナ対策で重要なのは、「目に見えないこと」に思いを馳せることではないか。

 最近、そう考えている。

 例えば病院の現状。
 つい「新型コロナの患者ばかり」と思いがちだが、それ以上に、今すぐ助けなければならない患者が多数いる。
 
 もし自分がコロナにかかったら、他の疾患・怪我で苦しんでる人が後回しになってしまうかもしれない。
 医療崩壊を引き起こし、助かる人も助からなくなるかもしれない。
 
 医療現場だけではない。

 もし不要な長距離移動をしたら、移動中・移動先の人々の生命を脅かすかもしれない。 

 
 感染が疑われる症状を隠したら、多くの人に感染させてしまい、取り返しのつかない事態を招くかもしれない。
 
 感染者を差別したら、感染を隠す人が多数現れ、オーバーシュートを起こすかもしれない。

 新型コロナ対策には、「目に見えないどこか・誰か」に創造力を働かせることが、非常に重要なのだ。

 私がそう感じたのは、「13歳からのアート思考」を読んだから。

 見えないものを見る、1つの物事を多方向から見る、様々な意見から正解を見出す。

 新型コロナとアートなど、一見結びつかないが、「コロナ対策において大切な考え方」が書かれていると思う。

続きを読む

プロフィール

アコチム

Author:アコチム
反抗期真っ最中の子をもつ、40代主婦の読書録。
「読んで良かった!」と思える本のみ紹介。
つまらなかった本は載せていないので、安心してお読みください。

最新記事
シンプルアーカイブ
最新コメント
最新トラックバック
RSSリンクの表示
QRコード
QR

書評・レビュー ブログランキングへ
にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村
カテゴリ
広告
記事更新情報
リンク
広告