「日本のスゴイ科学者」感想。「ノーベル賞の研究はどんなところがすごいの?」聞くに聞けない科学の秘密まるわかり。

★こんな人におすすめ!

●ノーベル賞受賞研究の「どこがスゴイのか」を知りたい人。
●医療・科学技術のしくみを、初歩から理解したい人。
●「世紀の発見の裏側」を知りたい人。
●小中学生のお子さんをお持ちの人。
●子どもに「いろんなことに興味を持ってほしい」と思ってる人。

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 「うまくいかない方が実は楽しいし、それが成功につながるんです」
(吉野彰先生のインタビューより)
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 「ノーベル賞をとった研究はすごい」
 それは十分わかってる。

 でも残念なことに、私は「ノーベル賞をとった研究の、どこがすごいのか」がわからなかった。
 要するに「無知」なのである。

 だから本書の存在を知ったとき、私はすぐに飛びついた。

 何しろ小学生にもわかる説明で、最先端の研究が29個もわかってしまうというのだ。

 実際に読んでみて、「買って正解」と大満足。
 
 文章と図解で、内容が脳にしみこむしみこむ。

  
 「免疫って何?」「リチウム電池は、どんなところがすごいの?」「あの薬は、どんなところが画期的なの?」

 わかっていそうでわからなかったこと、聞きたいけれど聞けなかったこと。
 そんな科学技術の「根っこのところ」が、40代のしなびた脳でもグイグイ理解できるように書かれている。

 ノーベル賞の話が出たとき、「あの研究はね・・・」と本書の受け売りで話してみよう。
 学校や会社、居酒屋などで「尊敬のまなざしを集めること」間違いなしだ。

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プロフィール

アコチム

Author:アコチム
反抗期真っ最中の子をもつ、40代主婦の読書録。
「読んで良かった!」と思える本のみ紹介。
つまらなかった本は載せていないので、安心してお読みください。

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