宇宙飛行士に学ぶ心の鍛え方 古川聡
どうにもならないことが起きたときは、自分がコントロールできることに精一杯取り組み、そのプロセスを楽しみながら続けていくことができれば、その後の糧となることを実感できます。
(本文引用)
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(本文引用)
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以前読んだ「ドキュメント宇宙飛行士選抜試験」では、「どういう人が宇宙飛行士に選ばれるのか」がよくわかった。
しかしその試験をくぐり抜けたからといって、終わりではない。
それまでの職や収入を投げ打って宇宙飛行士になれたとしても、いつ宇宙に行けるかはわからない。その日をひたすら過酷な訓練をしながら待ちつづけ、飛べば飛んだで、常に命の危険にさらされる。
そのような状況のなか、宇宙飛行士たちはどのようにして自分をコントロールし、ストレスに耐え、与えられた仕事を全うしているのか。
本書は、現役宇宙飛行士によるセルフマネジメント術。それも宇宙飛行士に選ばれてから実際に飛ぶまで12年余り待ちつづけ、そして約半年ものあいだ国際宇宙ステーションに滞在した飛行士からの言葉だ。耳を傾けずにはいられない。
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著者古川聡氏は、医師から宇宙飛行士を志し、見事合格。当初は5年後ぐらいには宇宙に行けるだろうと思っていたものの、2003年のスペースシャトル・コロンビア号の事故等の影響で、結局飛行までに12年を費やすこととなる。
先の見えない不安にさいなまれながらも、他の宇宙飛行士からの「先が見えないときには訓練自体を楽しんでしまえばいい」という言葉や、若田光一氏の「待つことも仕事だよ」という言葉に励まされながら、日々訓練に励む。
そんな古川氏が語る自己マネジメント術からは、ひたすら「本来の目的や原点を見失わない」ことと「頑張ること自体を目的にしない」ことが読み取れる。
しかしその試験をくぐり抜けたからといって、終わりではない。
それまでの職や収入を投げ打って宇宙飛行士になれたとしても、いつ宇宙に行けるかはわからない。その日をひたすら過酷な訓練をしながら待ちつづけ、飛べば飛んだで、常に命の危険にさらされる。
そのような状況のなか、宇宙飛行士たちはどのようにして自分をコントロールし、ストレスに耐え、与えられた仕事を全うしているのか。
本書は、現役宇宙飛行士によるセルフマネジメント術。それも宇宙飛行士に選ばれてから実際に飛ぶまで12年余り待ちつづけ、そして約半年ものあいだ国際宇宙ステーションに滞在した飛行士からの言葉だ。耳を傾けずにはいられない。
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著者古川聡氏は、医師から宇宙飛行士を志し、見事合格。当初は5年後ぐらいには宇宙に行けるだろうと思っていたものの、2003年のスペースシャトル・コロンビア号の事故等の影響で、結局飛行までに12年を費やすこととなる。
先の見えない不安にさいなまれながらも、他の宇宙飛行士からの「先が見えないときには訓練自体を楽しんでしまえばいい」という言葉や、若田光一氏の「待つことも仕事だよ」という言葉に励まされながら、日々訓練に励む。
そんな古川氏が語る自己マネジメント術からは、ひたすら「本来の目的や原点を見失わない」ことと「頑張ること自体を目的にしない」ことが読み取れる。