美人薄命 深水黎一郎
評価:★★★★★
「この世には、一〇〇%客観的な話というのは存在しません」
(本文引用)
______________________________
「この世には、一〇〇%客観的な話というのは存在しません」
(本文引用)
______________________________
「あ~、いいなぁ、これ! こういう話、すんごく好き!」
読みながら、何度も心の中で叫んでしまった。
本書のキャッチコピーは「究極の純愛ミステリー」となっているが、純愛とミステリーの比率は7対3ぐらいで、ほぼ純愛小説と言ってよい。
確かに、最後の最後までどんでん返しが止まらない油断大敵のミステリーではある。だが、その謎に込められた思いは、誰にも侵せない純粋すぎる愛だ。
ミステリーを読みながら、これほどまでに胸が痛く、これほどまでに涙がポロポロをこぼれたことはない。
1日でサラッと読めるが、心に残るものは非常に大きい傑作だ。
読みながら、何度も心の中で叫んでしまった。
本書のキャッチコピーは「究極の純愛ミステリー」となっているが、純愛とミステリーの比率は7対3ぐらいで、ほぼ純愛小説と言ってよい。
確かに、最後の最後までどんでん返しが止まらない油断大敵のミステリーではある。だが、その謎に込められた思いは、誰にも侵せない純粋すぎる愛だ。
ミステリーを読みながら、これほどまでに胸が痛く、これほどまでに涙がポロポロをこぼれたことはない。
1日でサラッと読めるが、心に残るものは非常に大きい傑作だ。