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「虹色のチョーク」感想。子どもの本当の愛し方、この本でやっとわかった。

 心優しい真士さん、兄と弟を思いやる次男は、裕子さんにとって叫びたいほどの自慢の息子だ。
(本文引用)
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 「あー、私の子育て、間違ってたわ!」
 「そうか・・・子どもって、こういう風に愛するべきなのね」

 読みながら、心の中で、何度そう呟いたことか。

 1ページめくるごとに「自分の子育て観」の誤りに気づかされ、頭がグワングワンに。

 夕食時に、夫に「私、子どもの愛し方、間違ってたよ。あのね、『虹色のチョーク』って本を読んだんだけどね・・・」と、本書について熱く語ってしまった。

 「虹色のチョーク」は、ある町工場を描いたノンフィクション。
 その町工場は、社員の7割が知的障がい者。

 しかし読むうちに、障害の有無など完全に忘れてしまった。


 障害も健常も関係なく「人間の価値とは何か」「子どものどんな点を認めるべきか」について、大きな気づきを得ることができた。

 子育てに悩んでいる人、特に「子どもの価値をわかりやすい基準(勉強ができる、スポーツができる、ピアノが上手い等々)」で計りがちな人(私のことだが)に、心の底からおすすめの一冊。

 子どもの本当の愛し方、認め方が「やっとわかった!」と、眼前の霧がサーッと晴れることだろう。

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「患者になった名医たちの選択」感想。生きるエネルギーが燃えるようにわいてくる人生バイブル。

 「できることしかできない医師になったが、平凡な僕に、個性と武器が加わった」
(本文引用)
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 「ああ、私は私に生まれてきて良かった」
 「自分の人生、生き抜いた」
 「人生、楽しかったな」

 死ぬ間際に、そう思える生き方をしたい。

 本書は、そんな生き方のヒントをくれる一冊。
 
 難病に侵され、絶望の淵に立たされた医師たち。
 もはや医師生命は絶たれた・・・と、生きる意味を失いかけた医師たち。

 しかし彼らを待ち受けていたのは、さらに素晴らしい医師人生だった。

 ページをめくるごとに「私にも、私として生まれてきた意味がきっとある」と、力がムクムク。
 本書を読み終えた今、私にはこんな自信がある。


 今後どんな艱難辛苦に遭おうとも、私は言うだろう。

 「私は生きられる」と。 
 そして「生まれてきて良かった」と。 

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「まどわされない思考」感想。デマ・誹謗・中傷で人生破滅させない究極の処方箋。

 怒りを共有することで気分がすっきりするかもしれないが、建設的な問題解決策を見つける助けにはならない。
(本文引用)
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 「まどわされない思考」・・・今、最も大切なスキルかもしれない。

 ネットで誰かが批判コメントをすると、それが付け火となり、火の勢いはどんどん加速。
 時々、「えっ? この人、いつも冷静な意見をつぶやいてるのに・・・」と信頼していたような人まで、過激な意見をリツイートしたり、事実から離れた批判コメントに賛同していたりする。

 そんなつぶやきを目にすると、暗澹たる気持ちに。
 「ブルータスよ、お前もか・・・」と、泣けてくる。

 かく言う私も、きっと無意識にまどわされてる。
 SNSで誹謗中傷まではしないものの、脳の中はきっと、デマや思いこみ、歪められた事実でいっぱいのはずだ。


 ではどうすれば、デマに惑わされず、物事に冷静に対処できるのか。
 どうすれば他者の大きな声に惑わされず、落ち着いて「それは違うのでは?」と己を保つことができるのか。
 
 本書では、その「究極の方法」を伝授。

 方法はとってもシンプル。
 でも「そうか! そう考えればいいんだね」と思わず膝をパチン!

 さすがアイルランドベストセラー第1位。
 気づきそうで気づかなかった見事な「まどわされない思考法」、ここに降臨、である。

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「黒い司法 黒人死刑大国 アメリカの冤罪と闘う」あらすじ感想。映画化された実話!差別冤罪は決して他人事ではない。

 不当な扱いを受ける人を見過ごしにすれば、誰もがみな共犯者だ。
(本文引用)
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 米国での、白人警官による黒人男性暴行死事件。
 事件を受け、今、人種差別に対する抗議が世界中で広がっている。

 そこで読んでみたのが、「黒い司法」。
 黒人弁護士が、無実の罪で死刑判決を受けた黒人男性を救ったノンフィクションだ。
 
 読みながら、何度怒りに震え、悲しみに涙したことか。
 
 しかし本書を読み、最も感じたのはこれだ。

 「差別・冤罪は決して他人事ではない」

 人種に限らず、私自身も差別感情・先入観で、誰かに罪を着せているかもしれない。
 そしていつ、私自身も理不尽な受け、罪を着せられるかわからない。

 
 本書は「黒人・白人」という問題を越え、人間に根付く「差別・先入観・固定観念が導く不当な行為」の恐ろしさを訴えている。

 「黒人じゃないから」「人種差別のない国に住んでいるから」・・・と無関心でいる場合ではない。

 人種差別は、あらゆる差別のなかの一種類。
 いつ、誰でも、本書のような事件に巻き込まれ、“合法的な死刑”を受ける恐れもある。

 差別・冤罪は決して、全く他人事ではない・・・そう思えたことが、本書を読んだ最大の収穫だ。

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「2020年6月30日にまたここで会おう」感想。今月末、東大で何かが起きる!?何かが起こせる!?

 なので、2020年の6月30日までに、やはり何かやりましょう。僕もそれまでに何かやりますので、みんなで答え合わせをしましょう。
(本文引用)
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 「2020年6月30日に集まろう」・・・そう呼びかけた人が、その前に亡くなるとは、本人も周囲の人も思わなかったであろう。

 2019年、47歳の若さで亡くなった瀧本哲史氏。

 本書は2012年に東大伊藤謝恩ホールで行われた、瀧本講義の実録本。

 自分の力で世の中を変えるには、どうすればいいか。
 何をどのように学び、頭を働かせればよいか。
 生き残り、イノベーションを起こすには、どんな人材を目指すべきか。
 未来を切り拓くには、どんな人と、どのように手を取り合えばよいのか。


 本書では「自分の人生、自分の未来を、自分で決める」ための「武器」を伝授。

 「自分の人生を決めたいのに、何から手をつけてよいかわからない人」には、バイブルとなる一冊だ。

 (※ちなみに瀧本哲史氏は「バイブルとなる一冊」というものが大嫌いだとか。
 でも本書は間違いなく、「未来を生き残るためのバイブル」だと思う。)

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「ファシズムの教室」感想。なぜ「コロナ疲れ」が起きたのか?答をまさに言い当ててくれた一冊。

 「自分が従うモードに入った後に怠っている人がいたら、『真面目にやれよ』という気持ちになっていた。いったん従う気に包まれたら、従わないメンバーに苛立つようになった」
(「ファシズムの教室」受講生の感想より。)
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 「この疲れ、もしかしてファシズム疲れ?」
 本書を読み、自分の“コロナ疲れ”の真相がハッと見えた。

 コロナに伴う外出自粛。
 感染拡大防止には大切なことであろうが、何だろう? この得も言われぬ疲労感。

 本書を読み、「コロナ疲れ」の原因がわかった。

 行動抑制に伴う「ファシズム」を恐れる、精神的疲労だったのだ。

 自分で言うのもなんだが、私は相当タフに「外出自粛」を乗り越えてきたと自負している。
 
 旅行したい、遊びに行きたい、外で誰かと会食したい・・・という欲も別段起こらず。

 
 いつもよりかなり真面目に食事を作ったり、積読していた本をこの際読みまくったり、子どもの塾・ピアノのオンラインレッスンで「へぇ~、こんなこともできるんだぁ。いい時代だねぇ~」と感動したり、ハードルが高くて行けなかったフレンチレストランのテイクアウト弁当を頼んでみたり・・・割と前向きに過ごしてきたと思っている。

 なのになぜ、「コロナ疲れ」に襲われたのか。

 その答を、本書はずばり教えてくれた。

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五木寛之「大河の一滴」感想。コロナ疲れがスーッと消える魔法の一冊。

 いま、私たちの生活様式自体が画一化されて、そのなかで順応できない人間は認めないという社会ができあがってきています。それが子供たちに反映していじめのような問題が起きている。
(本文引用)
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 コロナ禍の「疲労感・疲弊感」が、サアッと洗い流される一冊。

 外出自粛のおり、「激しい運動をしているわけではないのに、なぜこんなに疲れるのか」と思う人もいるのでは?

 疲労感の理由は、ピリピリギスギスした緊張感。
 自分なりに精一杯コロナ対策はしてるつもりだが、他の人から「あの人、あんなことして無知・無配慮・無神経」と思われるのではないかと、いつの間にかビクビクしてるのだ。

 実際、私もマスクをしていない人に対して、心の中で「なぜマスクをしないんだろう」などと思ったことがある。


 しかしふと、知り合いのお子さんが小耳症であることを思い出し、ハッ。
 マスクをしていない人を、心の中で責めてしまったことについて猛省した。

 そんな時に手に取ったのが、「大河の一滴」。
 実家にもあったと思うが、「世界一受けたい授業」を観て、改めて購入。

 読みはじめてすぐ、まるで温泉に浸かったように「あ~~・・・・・・」と、コロナ疲れがとれていくのを感じた。

 コロナ禍で精神的に疲弊している人、コロナ対策でピリピリしている人には、本当におすすめの一冊だ。

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プロフィール

アコチム

Author:アコチム
反抗期真っ最中の子をもつ、40代主婦の読書録。
「読んで良かった!」と思える本のみ紹介。
つまらなかった本は載せていないので、安心してお読みください。

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