「風よ あらしよ」感想。恋愛小説に溺れるように没頭したいあなたに!
私共の恋はずいぶん呪われました。が、空花ではありませんでした。
(本文引用)
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(本文引用)
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時々、ドボドボに溺れるような恋愛小説を、読みたくなることはないだろうか。
村山由佳著「風よ あらしよ」は、底なし沼のようにはまれる恋愛小説。
「女だから」という殻を破りつづけた女性の、恋に生き、愛に燃え尽きた28年を描いたものだ。
600頁超の大長編で、持ち歩くのも大変。
電車で立った状態で読むのは、いささか苦痛を伴うだろう。
しかしその厚さの分、ダイバーのごとく「恋」にどこまでもはまり込める。
読書で「身を焼きつくすような恋がしたい」「誰にも、何にもとらわれず、心のままに恋愛に没入したい」と思うなら、きっと満足できるだろう。
村山由佳著「風よ あらしよ」は、底なし沼のようにはまれる恋愛小説。
「女だから」という殻を破りつづけた女性の、恋に生き、愛に燃え尽きた28年を描いたものだ。
600頁超の大長編で、持ち歩くのも大変。
電車で立った状態で読むのは、いささか苦痛を伴うだろう。
しかしその厚さの分、ダイバーのごとく「恋」にどこまでもはまり込める。
読書で「身を焼きつくすような恋がしたい」「誰にも、何にもとらわれず、心のままに恋愛に没入したい」と思うなら、きっと満足できるだろう。