宮本輝最新刊「灯台からの響き」感想。人間の心とは、ここまで大きくなれるのか!
「俺を騙してまで、十五歳のときの誓いを貫きとおしやがって。お前はなんて凄いやつだろうなぁ」
(本文引用)
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現在、人間不信に陥っている人や、「世の中がカリカリしている」「狭量となっている」と感じてる人は、ぜひ手に取ってみてほしい。
人間って、自分が思っているよりはるかに、大きくて優しくて広いんだ。
人間って、人間って、すごいぜ!
そんな風に、人を信じられるようになる。
(本文引用)
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新刊が出ると必ず買っちゃう、宮本輝リン(←大好きなので、勝手にテルリンと呼んでます)。
なぜ私は宮本輝作品が好きなのか。
理由は、人間の心の雄大さ・・・それも「どこまで行っても見果てぬことのない、途轍もない広さ」を感じられるから。
映画化された「草原の椅子」などは、その最たるもの。
何の見返りも望まず、他人に対してここまで優しく、ここまで熱くなれるのか。
舞台となったタクラマカン砂漠以上に、人の心は広いことを、「草原の椅子」は教えてくれた。
そして最新刊「灯台からの響き」も同様。
「灯台」というだけあり、「人間は海より広い、はるかに広い」と圧倒されてしまった。
なぜ私は宮本輝作品が好きなのか。
理由は、人間の心の雄大さ・・・それも「どこまで行っても見果てぬことのない、途轍もない広さ」を感じられるから。
映画化された「草原の椅子」などは、その最たるもの。
何の見返りも望まず、他人に対してここまで優しく、ここまで熱くなれるのか。
舞台となったタクラマカン砂漠以上に、人の心は広いことを、「草原の椅子」は教えてくれた。
そして最新刊「灯台からの響き」も同様。
「灯台」というだけあり、「人間は海より広い、はるかに広い」と圧倒されてしまった。
現在、人間不信に陥っている人や、「世の中がカリカリしている」「狭量となっている」と感じてる人は、ぜひ手に取ってみてほしい。
人間って、自分が思っているよりはるかに、大きくて優しくて広いんだ。
人間って、人間って、すごいぜ!
そんな風に、人を信じられるようになる。