「エンド・オブ・ライフ」。「いつか死ぬのに生きる意味はある?」という疑問が氷解した一冊。
亡くなりゆく人がこの世に置いていくのは悲嘆だけではない。幸福もまた置いていくのだ。
(本文引用)
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実は自分の生死は、自分だけのものではない。
自分の家族や友人だけのものでもない。
必死に生き、「あゝ生き抜いた」という思いで死んでいくことは、後世に受け継がれていく。
自分の生死は、知らない誰かの「生き方・死に方」に影響を与え、時には「死の恐怖」から救うかもしれない。
「知らない誰かの生死」など、興味が持てないかもしれない。
しかし私は本書を読み、こう思った。
「いずれ死ぬから」と人生投げるより、一生懸命生きて死のう。
それで「どこかの誰か」が「死の恐怖」から抜け出せるなら・・・いいじゃない?
(本文引用)
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以前、こんな話を聞いた。
「どうせ死ぬんなら、生きてる意味ないじゃん」と言う息子に、母親が「じゃあ、どうせお腹が空くんなら、食べなくてもいいんじゃない?」と言い返したとか。
確かに母親の言う通りだなぁと思いつつも、息子さんの言うことも何となくわかる。
「どうせ最後は死んでしまい、誰の記憶にも残らないのに、なぜ生きているのだろう? なぜ生まれてきたのだろう? なぜ勉強したり健康に気を遣ったり、家族のために仕事や家事をしたりしなくてはならないのだろう」
私もふと、そんな気持ちになることがある。
でも本書を読んだら、そんな疑問・悩みは溶けて無くなった。
「どうせ死ぬんなら、生きてる意味ないじゃん」と言う息子に、母親が「じゃあ、どうせお腹が空くんなら、食べなくてもいいんじゃない?」と言い返したとか。
確かに母親の言う通りだなぁと思いつつも、息子さんの言うことも何となくわかる。
「どうせ最後は死んでしまい、誰の記憶にも残らないのに、なぜ生きているのだろう? なぜ生まれてきたのだろう? なぜ勉強したり健康に気を遣ったり、家族のために仕事や家事をしたりしなくてはならないのだろう」
私もふと、そんな気持ちになることがある。
でも本書を読んだら、そんな疑問・悩みは溶けて無くなった。
実は自分の生死は、自分だけのものではない。
自分の家族や友人だけのものでもない。
必死に生き、「あゝ生き抜いた」という思いで死んでいくことは、後世に受け継がれていく。
自分の生死は、知らない誰かの「生き方・死に方」に影響を与え、時には「死の恐怖」から救うかもしれない。
「知らない誰かの生死」など、興味が持てないかもしれない。
しかし私は本書を読み、こう思った。
「いずれ死ぬから」と人生投げるより、一生懸命生きて死のう。
それで「どこかの誰か」が「死の恐怖」から抜け出せるなら・・・いいじゃない?