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「東大作文」感想。世界一のサービスマンも「東大作文」の思考が原点!?

評価:★★★★★

 父が、自分を主語にして、対等に話してくれなければ、いつまでも僕はそのことに気づけなかったと思います。
(本文引用)
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 「東大読書」著者による第二弾。(※「東大読書」のレビューはこちら
 「伝える力」がスルスル身につく文章術だ。

 東大合格の秘訣は、相手に伝わる文章を簡潔に書くことだ。

 しかもこの技術は、東大合格だけではない。
 営業・プレゼン・メール・SNS・・・全てに使える一生ものだ。
 
 だが、たいていの人はこう思うだろう。

 「伝えようとすれば長くなり、短くすると伝えきれない」


 しかし本書を読めば、そんな悩みは雲散霧消。
 
 「何だ、こうすれば、短い文章で相手を説得できるんだ!」と視界が一気に開けてくる。

 ちなみに「東大作文」の思考は、世界トップのサービスマンにも通じるもの。
 
 「言葉で人を動かす力」は、人生のサクセスに欠かせないものなのだ。

 今、財布にある2,000円を最大限に生かすなら「東大作文」がベストバイ。

 読めば生涯賃金が、数千万は違ってくる。

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 「東大作文」とは「短い言葉で、確実に人に伝えて、人を動かす」文章のこと。

 やや言葉は悪いが、「相手を丸め込む文章」ともいえる。
 
 本書では具体的な事例を挙げて、人を丸め込む文章作りを徹底指導。

 ・目的をハッキリさせる。
 ・主張は断言すべし!八方美人になるな。
 ・一方通行にならない。
 ・読み手が変化する「アウトプット」を目指す。
 ・「読者は頭がいい」という思い込みを脱ぎ捨てる。
 ・無駄をそぎ落とし、短くする。


 などなど、鋭い指摘を懇切丁寧に解説。

 あまりの細やかさに、まるで著者が「あーダメダメ、その書き方、伝わらないから!」「こう書いた方が、ほら!絶対いいって!」と、マンツーマンで言ってくれているような錯覚に陥る。
 
 本書が挙げるコツを1つひとつ忠実に守れば、間違いなく「伝わる文章・動かす文章」が書けるであろう。

 しかし「今、本書を読む暇がない!」という方に向けて、私が「最重要」と思ったコツを紹介する。

 それは「自分を主語にする」ことだ。

 文章は、自分を主語にして伝えると相手に響く。
 「世間や社会、データ」を主語にするのではなく、「私」を主語にすることで、相手との格差がなくなり距離がグッと縮まるからだ。
 

究極的に言ってしまえば、人間は「対等な相手」の言葉以外は入ってこない。


 

上から目線で「やれ!」と言われていたものが、同じ目線で「やるといいよ」と言われた瞬間、スッと頭に入ってくる。


 著者は、文章を書くうえで「己のポジション作りが大事」と主張するが、その「ポジション」とは「対等になること」というのだ。

 このくだりを読んだとき、私はある人物を思い出した。

  サービス世界コンクール・世界大会で優勝し、日本人初の「世界一のメートル・ドテル」となった宮崎辰氏だ。

 「おもてなし世界一」ということは、相手に心を伝え、相手を感動させ、相手を「また来たい」と動かせる技量が「世界一」ということだ。

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 日本経済新聞「人間発見」で、宮崎辰氏はこんなエピソードを披露している。

 若い頃、お客様にデザートを選んでいただく際、「君ならどれがいい?」と聞かれた。
 その際、宮崎氏は1つのお菓子を指し、「僕はこのお菓子が大好きです」と素で答えてしまった。

 その瞬間、お客様は「君、いいね」「名前、何ていうの?」と聞かれ、そこからサービスマンとして名をあげていったという。

 これはまさに「自分が主語・対等」となり、相手を動かした好例。
 「上から目線」で、「こちらのチョコレートは●●産のカカオ豆で・・・」などとしたり顔で言っていたら、客は決して喜ばなかった。
 宮崎氏が「僕はこれが大好きです」と「自分を主語」にして「対等な立場」で言ったから、客は喜んだのである。

 「東大作文」の本質は、まさに読み手に対する「お・も・て・な・し」。
 本書の文章術は、文章に限らない。
 どんな仕事・場面でも有効な「サクセスの秘策」なのだ。

 文章、企画、営業、プレゼン、何気ない会話・・・「相手がいること」で「今一つうまくいかない」と思っている人は、ぜひ「東大作文」を。
 文章を書く機会はなくても「あ、『東大作文』が効いてる!」とハッとする場面にきっと出会えるはず。

 そしてそのたびに、「ヨッ♪」と小さくジャンプをしてしまうだろう。

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「伝わる・揺さぶる!文章を書く」感想。エントリーシート・詫び状・連絡帳・・・文で人生を変える3つのコツとは?

評価:★★★★★

 その相手だからこそ言いたいこと。自分にしか言えないこと。そういうものに、私たちはもっと忠実になっていいと思う。
(本文引用)
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 就職が決まらない。小論文が書けない。商品が売れない。学校の先生と意思疎通ができない・・・。
 それらは全て「伝わらない・揺さぶらない文章」を書いているから。

 本書で「伝わる・揺さぶる」3つのコツを知れば、文章は劇的に変わる。

 そして文章が変われば人生も変わる。
 
 受験、恋愛、就職、人事、営業、先生との意思疎通・・・。
 文章の書き方をちょっと変えるだけで、相手のハートはグラリ。

 自分に有利な方向に、相手は動いてくれるのだ。


 
 ちなみにこの方法、決して相手を騙すことではない。
 本書が紹介する文章術は、「Win-Winの関係」を築けるもの。

 あなたの人生も、相手の人生も好転させる「魔法の秘策」である。

 もし今、「人生うまくいかないなぁ」と思っているなら、本書は必読。
 毎日何気なく書いてる文を変えれば、人生は目が覚めるほど輝くのだ。

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■「伝わる・揺さぶる!文章を書く」内容



 本書は、ある女子高生の小論文から始まる。

 小論文の課題は、「自分が切実に受け止めている問題を、肚の中から発する言葉で述べなさい」というもの。

 その課題に対し女子高生は、恐ろしいほど空虚な論を展開。

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 「とりあえず大学に進学して」「目の前にあることから順に片づけて」「手っ取り早く」・・・など、完全に人生を諦観した言葉をつらつら並べ立てていく。

 受験指導者らは頭を抱え、著者・山田ズーニー氏に相談。

 著者は実際に彼女に会い、「肚の中から湧き出るもの」をすくい取っていく。

 そして徐々に「伝わる・揺さぶる小論文」へと導く。

 本書では、女子高生への指導を皮切りに「相手を動かす文章術」を徹底指導。

 採用される志望動機・先生に伝わる連絡帳・相手が納得する詫び状・売れるプレゼンと商品開発・・・。

 それらを全て叶えるカギは、「自問」「相手目線」「正直」だった。
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■「伝わる・揺さぶる!文章を書く」感想



 本書の魅力は、「小手先ではない真の文章術」を学べることだ。

 だから本書のトレーニングは、はっきり言ってかなりキツい。

 楽に文章が上手くなると思ったら、大間違い。
 脳に大量の汗をかくことになる。

 「自問」「相手目線」「正直」に基づいて文章を書くのは、非常に労力のいることなのだ。

 特に難関なのが「自問」だ。

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 悶えるほど自問をしないと、相手を動かす文章は書けない。

  「そもそも私はどんな人物なのか」を自問し、相手に伝えないと信用すらしてもらえない。

 そのうえで「自分はいったい、何が不満なのか」「相手にどうしてほしいのか」「解決するには、何がいちばん必要なのか」
 
 それらを頭が割れるほど自問しないと、相手は聞く耳を持ってくれないのだ。

 本書では相手を動かす「自問の仕方」を徹底指南。

 最初はめんどくさいと感じるかもしれない。投げ出したくなるかもしれない。
 だが一度「自問」を習得すれば、文章はきっと見違える。

  「よっしゃ、そういうことなら、この人の力になってやろう!」と、相手は腰を上げてくれるのだ。

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 そして「相手目線に立つ」ことを決して忘れず、そのうえで「正直であるべき」とアドバイス。

 相手を動かすためには、相手にとってどんな便益があるかを伝えることが欠かせない。
 しかし相手目線に立つだけでは、歯の浮くようなことしか言えず、やはり相手は動かない。

 自分にしか言えないこと、自分が本当に言いたいことを見失わないことも、人を動かすには大切なのだ。

 そう考えると、相手を動かす文章を書くとは、最高の自己凝視になるといえる。

 つまり本書が唱える文章術は、世の中に1人しかいない「私」の価値を、他者に認めてもらう術なのだ。

 あ、そうか。
 エントリーシートも詫び状も連絡帳もラブレターも全て、文章を書くとは「私を売り出す」こと。
 
 就職が決まらない、小論文が書けない、商品が売れない・・・それはうまく「自分」を売り出せなかったから。

 本書の文章術を学べば、自分の売り出し方が見えてくる。

 自分の売り出し方がわかれば、そりゃ、人生変わるはずだ。

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就活生必読!採用されるエントリーシートの書き方、教えます。「マジ文章書けないんだけど」前田安正


評価:★★★★★

小手先でESを書いても、役に立たないってこともわかった。しっかりした文章力を身につけていると、自己表現もうまくなるみたい。面接もスムーズにいったしね。
(本文引用)
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 就活生のエントリーシートに、次のような文章が書かれているとします。
 あなたが人事部の採用担当だとしたら、どちらの人を採用したいと思いますか?

1.大学時代は応援部で吹奏楽のために良好な人間関係の構築と部の運営に尽力しました。

2.大学時代は応援部の吹奏楽に所属していました。そこで良好な人間関係の構築と部の運営に尽力しました。

 さらにもう一人、同じ応援部の吹奏楽メンバーから、こんなエントリーシートが届きました。




3.大学時代は応援部の吹奏楽に所属していました。
吹奏楽のクオリティーを高めるために、仲間とのコミュニケーションを第一に考えました。
応援部や野球部など他部との日程調整が必要です。
また、対戦相手となる他大学との応援の打ち合わせなども頻繁にあります。
私はこうした部の運営にも力を注ぎました。


(※1~3の文章は、本書掲載の例文を一部改変して引用しています。)

 この3人の中で誰を採用したいか、もう答えは出ていますよね。

 究極の文章術読本として、今、就活生の間で話題の「マジ文章書けないんだけど」

 この本にそって文章を組み立てるだけで、採用担当者が「オッ」と言いたくなるエントリーシートを書くことができますよ。

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 そして本書の文章術を身につければ、面接も上手くいきます。
 スッキリとした魅力的な文章を書けるようになれば、同じくスッキリとした魅力的な自己表現もできるようになります。

 「マジ文章書けないんだけど」の文章術を会得したら、内定をもらいすぎて「マジ企業選べないんだけど」なーんて悩むようになるかも!?
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 本書の主人公は、浅嶋すず。
 商社に勤めて3年目で、今度、学生向けに就活の手ほどきをすることになりました。

 そこですずは自分の就活を思い起こし、あることに気づきます。

 自分が就活を成功させた理由は、文章術にあるのではないか、と。

 実はすずは就活中、ある「謎のおじさん」から「相手に伝わる文章の書き方」を徹底的に教わっていました。

 すずは本書を通じて、そのメソッドを伝授。

 さて、「謎のおじさん」が教えてくれた「就活を成功させる文章の書き方」とは?
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この「マジ文章書けないんだけど」は、ライトなタイトルとは裏腹に、学術界の専門家から激賞されています。

「言いたいことがあるのに、書くと何か伝わらない。ならばこの本を開きましょう。読みやすく、きちんとした文章がきっと身につきます」

(早稲田大学教授・笹原宏之氏)

「『過去の話でも現在形を交えるとライブ感が出る』など、実践的なノウハウが満載!文章力を磨きたいすべての方におすすめです」

(三省堂 辞書編集者 奥川健太郎氏)

 他、ハーバード大学客員教授など錚々たる方々が本書を絶賛しています。

 その理由はおそらく、こんな点にあるのではないでしょうか。

 「聞いたら馬鹿にされるのではないかと思い、今まで聞けずにいた文章表現が余すところなく述べられている」

 誰もが気にかかりつつも、つい見て見ぬふりをしてしまう超基礎的なことが、本書では実に詳しく解説されているんです。

 たとえば、「が」と「は」の使い方
 文章を書いている時や話している時、しばしば「が」と「は」の使い分けに悩みますよね。

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 本書の例にのっとって言うと、

「窪田正孝さんは演技がうまい」
とは言いますが、
「窪田正孝さんは演技はうまい」
とは言いません。(あくまで私の場合ですが)

 でも、この「が」と「は」の違いは何となく説明できそうですよね。

 では、これならどうでしょうか。
「鈴木亮平さんが、大河ドラマの主役に選ばれた」
「鈴木亮平さんは、大河ドラマの主役に選ばれた」


 こうなると、「が」と「は」の違いがちょっとわかりにくくなりますよね。

 わかるようなわからないような、そんなもどかしい思いがします。

 さらにこの会話だと、どうでしょう?

Aさん:「イタリア旅行はどうだった?」
Bさん:「フィレンツェがすごく良かったよ」


 ここでも「は」と「が」が使い分けられていますよね。

 一体私たちはどのようにして、「は」と「が」を使い分けているのでしょう。
 そして文章に書く時は、どのようにして使い分ければよいのでしょうか。

 そんな悩みが頭をもたげたら、すぐにこの本を開いてみてください。

 「既知情報」と「未知情報」をキーワードにした解説は、もう目からウロコの名講義!

 これで、「は」と「が」に迷うことが一気になくなりそうです。

 えっ? そんな細かいことから気にしていたら永遠にESが書けないんじゃないかって?

 いえいえ、こういう細かいことにまで神経を行き届かせるのが就活成功の秘訣

 全体的にはサラッと読める構成になっているので、講義1つひとつを決して疎かにせずに、じっくり読み込んでいただきたいと思います。

 そうすると、本書を読む前のESと読んだ後のESとがガラリと変わりますよ。
 「この人と一緒に仕事がしたいな」
 きっと、そう思わせるエントリーシートになります。


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 まずエントリーシートありきの就職活動。
 「面接まで行けば、自分の良さをわかってもらえるのに・・・」とどんなに息巻いても、ESの文章がわかりにくいものだと、そこまで到達できません。

 「マジ文章書けないんだけど」で文章力を磨き、ぜひ「素敵なあなた」を、最終面接まで熱くスマートにアピールしてきてくださいね。

 応援しています!


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コピーライターはこうして、言葉で人を動かす。「『言葉にできる』は武器になる。」梅田悟司

評価:★★★★★

 人の心を動かすのは、話している本人の本気度や使命感であり、生きる上で感じてきた気持ちが総動員された、体温のある言葉なのだ。
(本文引用)
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 「どうすれば、人を動かす文章を書けるのだろう」「自分の言葉で誰かを動かしたい」――そうお悩みの方に、心からお薦めする一冊だ。
 
 ベストセラー作家のような名文は書けないかもしれない。でも、ベストセラー作家に負けないぐらい、人の心を打つ文章は書ける。
 
 本書を読めば、そんな自信がムクムクとわいてくる。後世に残るような名言が、口から飛び出す日も夢ではない。



●概要



 著者の梅田悟司氏は、数々の賞を受けている名コピーライター。人の心を動かす言葉を、日々生み出している。

 しかし梅田氏は、「人を動かすことはできない」と断じる。その代わり「人が動く」言葉、「人が動きたくなる言葉」を発信する方法を、本書では伝授していく。

 そのメソッドの基礎となるのは、まず「内なる言葉の存在を意識すること」だ。
 言葉というのは、あくまで思考の上澄みに過ぎない。よって、まず自分の思考を育てることが先決だと著者は語る。

 そうして育った「自分の内なる言葉」にじっくりと耳を傾け、書き出していく。それが、「人が動く言葉」への第一歩となると、梅田氏は語る。



●「『言葉にできる』は武器になる。」のここが面白い!


 本書には、「人が動く」言葉の実例が豊富に載せられている。よって、ただ読んでいるだけでも心が躍る。

 

「恐れは逃げると倍になるが、立ち向かえば半分になる  W.チャーチル」

 

「小さなことを重ねることが、とんでもないところに行く唯一つの道。  イチロー」

 

「明日描く絵が一番素晴らしい。  パブロ・ピカソ」


 どれもこれも、確かに「人を動かす」のではなく「人が動きたくなる」言葉だ。

 しかしこれらの言葉を読んだだけでは、自分が「言葉で人を動かす」ことなど夢のまた夢と思ってしまう。
 自分は何の偉業も達成していないのだから、偉人のような言葉など思い浮かぶわけがない。そう諦めてしまうことだろう。

 だが、そこをこらえてグッと読み続けると、そんな失望感は消えてしまう。
 夢や情熱、理不尽なことに対する怒り、やりきれない悲しみ。人は誰でも内なる思いを持っている。
 有名人であろうとなかろうと、誰の心のなかにも「内なる言葉」はある。

 それがある限り、誰でも「人が動く」言葉を生み出すことはできる。
 著者は言葉のプロフェッショナルとして、その方法を伝授してくれているのだ。

 そのスキルを身に着ける方法が、非常に詳しく書かれているのも本書の魅力だ。
 それも「えっ!? こんなに教えてくれちゃっていいの?」と恐縮してしまうぐらい豊富な内容だ。

 

「A4の紙があなたの武器になる。」

 

「スペースのない人は、付箋とノートを組み合わせる。」

 

「横のラインと縦のラインを増やし、頭の中の解像度を高める。」


 自分の内なる言葉を磨き上げ、外へと発信し、人の心を打つ。

 最初は「自分にそんなことができるのか?」と疑心暗鬼だった人も、ここまで詳しく訓練法やコツが書かれていると、「自分にもそんなことができる」と希望がわいてくることだろう。



●まとめ


 時々、気の利いたコピーやCMを打ち出したつもりが見事にすべり、炎上し、企業が謝罪する事態になるのを目にする。
 一方で、いつまでも心に残る名CMや名コピーというものもある。

 その違いは、いったい何なのか。本書を読み、その答がわかった。 

一本のよい木には、何万もの鳥が休むことができる。  ビル・ゲイツ


 著者は「人が動く」言葉を生み出すには、社会に貢献する気持ちが必要だと語る。
 

こうした言葉が多くの人の士気を高めることに寄与した一番の理由は、発言をした張本人の本気度に共感したからだけでなく、無理難題が実現された後の未来の社会や生活に、胸が躍ったからであろう。もしも、彼らが「どんな手を使っても売上を伸ばす」「何でもいいから売れる新製品を開発する」といった、自己中心的な思いから無理難題を押し付けていただけだとしたら、彼らのために一肌脱ごうと思った人はいなかっただろう。


 人が動く言葉を発信するためには、自分の内なる言葉に耳を傾け、それを整理することがまず大切だ。
 そして同時に、人々の笑顔を思い浮かべること、世の中に貢献する気持ちを持つことが肝要なのだ。

 その有無が、炎上と称賛の分かれ道。いくら内なる言葉を発信しても、そこに人々を思いやる気持ちがないと、決して名言にはならない。人が動く言葉になどなり得ないのである。

 自分の思いや情熱を言葉にできる。その手法を学ぶことは、そのまま人々を幸せにすることにつながるのである。

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プロフィール

アコチム

Author:アコチム
反抗期真っ最中の子をもつ、40代主婦の読書録。
「読んで良かった!」と思える本のみ紹介。
つまらなかった本は載せていないので、安心してお読みください。

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