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ブログを引っ越しました。

 このたび、当ブログを引っ越すことにいたしました。

 いつも読んでくださっている方、どうもありがとうございます。

 新しい読書ブログでも、「面白かった!」「読んで良かった!」「人生変わった!」と思えるような本を、どんどん紹介していくので、よろしくお願いいたします。

映画「鬼滅の刃 無限列車編」を観てきました。

映画「鬼滅の刃 無限列車編」を観てきました。



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中学生の子どもの希望により、前日にチケットを予約。
アクセスが集中してるのか、まーーーーーー、画面が止まる止まる・・・。

何度もあきらめかけましたが、もはや引くに引けない思いで、4時間かけてチケットを取りました。
(ちなみに鑑賞当日、映画館に行ったら、案の定チケットは終日完売。
 なるべくチケットを予約してから、シアターに行かれることをお勧めします。)

内容・・・想像以上にバイオレンス。
私は「鬼滅の刃」を読んでいないため、今一つ内容はわからず。
漫画を読破していた娘が「もしかすると、結構グロテスクかも」と言っていましたが、予想以上でした。

実は、映画「鬼滅の刃」って「PG12(12歳未満の者の観覧には保護者の助言・指導が必要)」なんですよね。

映画を実際に鑑賞して、「これは確かにそうだなぁ・・・」と納得。
シアターには小学生や、未就学と思われるお子さんも多くいらっしゃいましたが、「大丈夫かな?」と少し心配になってしまいました。
(ちなみに中学生のわが子、私がチラッと様子を見たところ、時々下を向いていました。
 後で聞いたところ、「怖かった」とのことです。)

徹頭徹尾「ズバーーーーーン!」という刀剣乱舞状態でしたが、ラストはかなりウルッ(涙)。

やや(だいぶ?)状況は異なりますが、「ベルサイユのばら」のアンドレや、「生徒諸君!」の沖田君の最期を思わせる展開でした。

漫画を読んでいないと、「斬って斬って斬りまくる」という印象ばかりが残りましたが、知識の下地があると見え方が違ったのかも。

これからきちんと、原作を読んでいきたいと思います。

とりあえず、無事にチケットを取れて、映画を観られて良かった!
今年の「流行りものミッション」を遂行し、安心して年末に邁進できそうです。

外山滋比古先生が亡くなりました。

 「思考の整理学」等の著書で有名な外山滋比古先生が、2020年7月30日に亡くなられたそうです。
 
 素晴らしい本を、私たちにたくさん届けてくださいまして、本当にありがとうございました。 

 心よりお悔やみ申し上げます。

■外山滋比古先生のご著書及び、携わった書籍の感想です。よろしければ・・・。

 ●「思考の整理学」レビュー

 ●「乱読のセレンディピティ」レビュー

 ●「問いかける教室 13歳からの大学授業」レビュー

映画「フォルトゥナの瞳」感想。原作のイメージどおりでビックリ!志尊淳君がかっこよすぎた。

 映画「フォルトゥナの瞳」を観てきました。

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 原作がとても面白かったので(私は平成版「塩狩峠」と呼んでます)、映画も楽しみでしたが、とーっても面白かった!
 (原作のレビューはこちら

 とにかく配役がイメージどおりなので、ストーリーにググーッと入り込めました。

 でも「あの役」に、ちょっと意外な俳優さんも。

 DAIGOさんの役は、ある意味ピッタリ、ある意味フシギ。
 めちゃくちゃ良い人そうなDAIGOさんの「違う面」も見ることができて、何だかウフフな気分になりました。

 そしてこの映画、とにかく志尊淳君がメチャクチャかっこいいです!!!
 「帝一の國」の光明と、同じ人物とは思えない・・・。(「女子的生活」と同じ人物とも・・・)

 

 そういえば「帝一の國」の出演陣インタビューで、「志尊君はいちばん男らしい」という話が出ていましたが、「フォルトゥナ~」を見て納得至極。

 今まで「可愛い」というイメージを持っていましたが、もう完全に「かっこいい!」にチェンジ
 もっと志尊淳君を見ていたい・・・とウットリしてしまいました。

 今までになく骨っぽい志尊淳君。
 一度観る価値がありますよ!

 お医者さん役の北村有起哉さんもピッタリ。
 「あ~、こういうお医者さんなら、そういうこと言いそうだな~」と、絶妙なキャスティングにうなりました。

 原作も非常に読みやすいですが、映画もストーリースッキリ。
 「何か面白い映画観たいな~」「彼女を映画に誘いたいんだけど、とりあえずどんなのがいいかな・・・」なんて悩みをお持ちなら、まず「フォルトゥナの瞳」を観てみては?

 ハズれることなく、誰でも素直に楽しめる作品なのでおすすめですよ。

 パンフレットも、ストーリーに関連した「ある工夫」がされているので、上映後も話がはずみます。
 デートにはピッタリなんじゃないでしょうか。

 そうそう、主題歌がワンオクなのも(私にとっては)嬉しいところ。
 ニューアルバム「Eye of the Storm」の一曲が使われています(さてどれでしょう?)。



 ワンオクファンの方も、ぜひご覧になってみてください。
 (ちなみに上映前の予告では「キングダム」で「Wasted Night」も聴けますよ)

映画「七つの会議」観賞。組織と正義どちらを選ぶ!?劇場全体が息をのんだ2時間。

 映画「七つの会議」を観てきました。

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 もともと原作が大好きなので、期待して観ましたが・・・。
(※「七つの会議」原作レビューはこちら

 結論。

 期待をグーーーーーンと上回る傑作

 原作の「言いたいこと」をしっかり煮詰めに煮詰めて、さらにわかりやすく伝わるように、丁寧に丁寧に作られた印象。

 飽き・ムダのない展開で、最初から最後まで劇場全体にピーンとした緊張感が。

 観客が皆、「ゴクリ・・・」と息を飲んでいる様子がヒシヒシ感じられました。

 観て本当~に良かったです(^^)

 この映画、まずキャスティングがナイス

 「居眠り八角」役の野村萬斎さんが、「池井戸イズム」をしっかり体現しており、ただただ感動。

 実は私、原作を読んだ時点では、八角さんについて「脂肪のつきまくった、だらしなくて臭いおじさん」というイメージがあったんです。

 でも野村萬斎さんは「おじさん」ぽくないし、スッキリ・こざっぱりした印象があります。

 だから「八角さんに合わないのでは?」なんて思っていたんです。

 ところが野村さんの演技は、「原作以上に八角らしい八角」
 
 救いようもないほどグウタラしてるのに、心の中には正義の炎がメラメラ。

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 その姿はまるで、酔拳で相手を倒すジャッキーチェン。

 野村萬斎さんの怪演は、居眠り八角の二面性を見事に表現していました。

 そして八角にからむ北川部長・香川照之さんがまた最高!

 冷酷なようで悪者になり切れない、わりとガラスのハートの持ち主。

 徐々に「大切なもの」を取り戻していく心の変遷を、香川照之さんは天下一品の“顔芸”で、私たちに伝えてくれました。

 さすがです。

 及川光博さんも、相変わらず「優しさ」がにじみ出た演技でス・テ・キ
 
 一見、事なかれ主義に見えて、「誰かを守るためには、やるときゃやる!」。
 そんな硬軟併せ持つ人柄を好演されていて、観ていて非常に気持ちよかったです。

 及川光博さんって、本当に良い人なんだろうなぁ・・・。

 そして一番「役柄ピッタリ!」と吹き出したのが、オリエンタルラジオの藤森さん
 (一緒に観ていた娘も「ハマってたね」と絶賛)

 「七つの会議」を観て、「藤森さんほどせこくてズルイ人間を演じられる人はいない!」という妙な感動が・・・(藤森さん、ごめんなさい!誉めてるんですよ~)。

 もうね、映画のスピンオフで、藤森さん演じる「新田特集」をやってほしいぐらい。
 藤森さんが、今後どんどん俳優として活躍されるのが楽しみです。

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 それにしてもこの「七つの会議」、キャストはさながら池井戸ファミリーの同窓会でしたね~。

 香川照之さん・及川光博さん・片岡愛之助さん・北王子欣也さん等の「半沢直樹」チーム。

 立川談春さん・世良公則さん・小泉孝太郎さん・土屋太鳳さん・春風亭昇太さん・木下ほうかさん等々の「下町ロケット」チーム(「ルーズヴェルトゲーム」も)。

 役所広司さんら「陸王チーム」等々・・・。

 登場人物が新しく現れるたびに、「またまた池井戸ファミリー来たーーー!」と大興奮してました。

 「池井戸ファミリー」は、もはや「小室ファミリー」「橋田壽賀子ファミリー」に続く芸能界3大ファミリーのひとつ。

 いつか池井戸作品オールスター大感謝祭とかやってほしいです。

 それはいいとして、映画「七つの会議」、本当に面白かった!集中できた!

 寝る前まで、家族で「良かったね~」と何度も反芻しちゃうほど楽しめました。

 ぜひ皆さんも、原作・映画合わせて「七つの会議」をご覧になってみてください。


AERAのQUEEN特集、買っちゃいました!現役・往年の洋ロックスターにドキドキ・・・。

 AERAのQUEEN特集、迷った挙句買っちゃいました



 実は私、大学時代にバンド活動にどっぷり浸かり、大学よりもスタジオに入ってた時間のほうが長かったぐらい。
 (4年で卒業できてよかった・・・)

 QUEENをはじめ数々の洋ロックをコピーしては、スタジオロビーや学食でロック談議に花を咲かせていました。

 ちなみに利用していたスタジオは、その名も「QUEEN」。
 そのスタジオはもう無くなってしまいましたが、今でもQUEENと聞くだけで、バンド時代の熱い思いがよみがえってきます。
 
 さて、AERAのQUEEN特集ですが、とりあえず洋ロックの有名どころを幅広くカバー。

 QUEENを中心に、デヴィッド・ボウイやレッド・ツェッペリン、エアロスミス、ボン・ジョヴィ(※どうでもいいけどデヴィッド・ブライアンってなんであんなに変わらないの?エイジングケア法を知りたい!)、KISS、ディープ・パープル、T-REX、ブルース・スプリングスティーン等々ロックスターが綺羅星のごとく登場します。



 個人的に嬉しかったのは、ブライアン・アダムスが出ていること。
 「Summer of '69」とか「Cuts Like A Knife」「Heaven」「I Do It For You」「Do I Have To Say The Words?」などが大好きで、何曲もコピーしたものです。



 本誌では「白シャツが似合うロック優等生」と紹介。
 確かにその通り!ですね。
 
 個人的に寂しかったのは、プログレッシブ・ロックが入っていないこと。
 キング・クリムゾンとかYESとか入れてほしかった・・・なんてちょっと思っちゃいました。
 贅沢ですかね。

 さらに本誌では、有名漫画家が「ロック愛」を語るインタビューも。
 
 ロックミュージシャンが載っている漫画も紹介されていますが、なかでも「ウヒョウ!」と叫んだのが「マカロニほうれん荘」が出ていたこと



 私は小さい頃「マカロニほうれん荘」が大好きで、今でも「ギャグマンガの金字塔! 後にも先にもあれほどの傑作はない」と思っています。

 「マカロニほうれん荘」って、「どう見てもエアロスミスな刑事」とかが突然出てくるんですよね。
(スティーヴン・タイラーが背広を着て手錠を持ってたりする。)

 「あ~、鴨川つばめさん、ロック好きなんだろうな~」と常々思いながら、漫画を愛読していました。

 本誌では(小さくですが)、ロックテイスト入り漫画として「マカロニほうれん荘」を紹介。

 「えらい!えらいぞ!朝日新聞出版さん!」と握手したくなりました。

 映画「ボヘミアン・ラプソディ」を観た人へのアンケートも、読み応えあり!

 ロック好きや「ボヘミアン・ラプソディ」に涙した人は必読ですよん(^^)
 (映画「ボヘミアン・ラプソディ」は昨年末観賞。レビューはこちらです。)
 

映画「十二人の死にたい子どもたち」を観てきました。

 映画「十二人の死にたい子どもたち」を観てきました。
 (原作のレビューはこちら

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 冲方丁さんの原作が面白かったので観賞したのですが、観て良かった!

 原作よりも、作品が伝えようとするメッセージが直球で響いてきて、ラストではちょっと泣けちゃいました。

 今考えると、本では「謎解き」ばかりに目が行ってしまい、冲方丁さんが伝えようとすることを受け止めきれませんでした。

 私自身、そこまでキャパがなかったというか。

 でも映画は「謎解き」よりも、「冲方丁さんが伝えたかったこと」に重きを置かれていた感じ。
 「あ~、そういうことだったのかぁ! この物語って、こんなに良い話だったんだ!」とブワァッと感動が胸に押し寄せました。

 「十二人の死にたい子どもたち」を読み、頭がこんがらがってしまった人。
 ぜひ映画館に足を運んでみてください。

 原作に込められたメッセージに、胸が熱~くなりますよ(^^)

 

 
プロフィール

アコチム

Author:アコチム
反抗期真っ最中の子をもつ、40代主婦の読書録。
「読んで良かった!」と思える本のみ紹介。
つまらなかった本は載せていないので、安心してお読みください。

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