「いやでも物理が面白くなる」で、いやでも世界が楽しくなる!なぜ肉屋の肉はおいしそうに見えるの?

 私は当初、家に帰るまでのあいだに(たいした時間は経っていないのだが)、肉の鮮度が落ちるのだと思っていた。
 しかし、物理学をちょっと勉強したいまは、そうではないことを知っている。

(本文引用)
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 「物理を知ると、生きるのがこんなに楽しくなるの!?」

私は人生で初めて、物理を専攻しなかったことを悔いました。そう、とても強く・・・。

物理を知ると、動物園もお肉屋さんも交差点も、目に映るものすべてがガラリと変化。

パンダもシマウマも、実は白黒ではない。
あんなにおいしそうに見えた、肉屋のお肉。家で「?」なのは当たり前。
国も民族も違っても、「止まれ」が「赤」なのは「人間だから」。

これを聞いて「な~んだ。そんなことか」と思う人もいるかもしれません。


「『止まれ』が『赤』なのは、目立つからでしょ?それぐらい知ってるよ」と言われちゃうかもしれません。

でも「目立つから」だけではない、「もう一歩踏み込んだ理由」がわかったら、ワクワクすると思いませんか?

「止まれ」が「赤」である、ホントにホントの理由。
お肉屋さんの肉が、家だと「あれ?」の理由。
そして、あのかわいいパンダが「白黒じゃない」理由。

物理を知れば、「知りたくなかった、知ってはいけない真実」が丸わかり。

「いやでも物理が面白くなる」は、いやでも世の中が面白くなる一冊です。

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「結局、決められる人がすべてを動かせる」感想。今すぐ「決断が早い人」になる秘伝公開。人生、変わります。

 「来年こそ行動しよう!」と言っていいのは大晦日だけです。
(本文引用)
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 「あの案件、どうなってるだろう?」
 「全然連絡ないんだけど、大丈夫なのかな~」

 そんな不安がわいてくること、ありますよね。

 モヤモヤするなら、いっそ「あなた」が決めてしまいましょう。
 大丈夫。
 よっぽど無茶苦茶なことをしないかぎり、批判されることはありません。

 自分でイニシアティブをとってしまった方が、後々意外と感謝されます。
 (実際、誰かがチャチャッと決めてくれて「助かった!」って思うこと、多いですよね。)

 「でもやっぱり、こわくて決められない」
 「失敗したらどうしよう、嫌われたらどうしよう」


 まだ「決める勇気」が持てないなら、本書を読むのがベスト!
 
 「決められる人・決められる思考」は、「感謝されこそすれ批判されることはない」と、今度こそわかります。

 「自ら決める!」という行動は、組織にとっての最適解に、最短時間でゴールすること。

 本書の思考法を実践すれば、 「あなたと一緒に仕事をしたおかげで、順調にいったね!」なーんて褒められますよ(ホントに)。

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太田愛「犯罪者」感想。4人刺殺の通り魔事件はなぜ起きた!?「相棒」脚本家だから書ける“意外すぎる”真相。

 「あと十日。十日、生き延びれば助かる。生き延びてくれ。君が最後の一人なんだ」
(本文引用)
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 通勤電車のなかで「相棒」の興奮を楽しめたら、最高だと思いませんか?
 「犯罪者」は、その「最高」を叶える小説。

 何しろ著者は、「相棒」の脚本家。
 
 実は以前、某脚本家が書いた小説を読み、挫折した記憶があるんですよね。
 表現が何だか陳腐で、「お涙頂戴」が見え見えで・・・。
 「う~ん、やっぱり小説は、小説家が書いたものじゃないとな~」と認識。

 だから太田愛さんの本も、(評判は聞いていたけど)敬遠してました。

 と・こ・ろ・が!
 「犯罪者」、小説家が書いたミステリーよりK点越えで面白かった!
 「ナニコレ? 早く読めばよかった!!」と大後悔。

 さすが名作「相棒」ともなると、脚本家のレベルが違うのね・・・。
 「犯罪者」を読み、「相棒」の「凄さ」を再認識。

 「こんな人が脚本書いてるなら、そりゃ面白いわけだよ」と、ドラマ「相棒」に改めて強い敬意を感じました。

 さて、そんな「脚本家」としても「作家」としても超一流・太田愛さんが書いた極上ミステリーとは?

 「相棒」がくれる、あの興奮。
 「えっ?」「まさか!」「そういうことだったのかー!」のジェットコースターを、いつでもどこでも味わいたい方。

 「犯罪者」を鞄にしのばせておきましょう。



 

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「緒方貞子 難民支援の現場から」。並外れた決断力・行動力の源とは?国連難民高等弁務官としての10年を語る200頁。

★こんな人におすすめ!

●緒方貞子さんとは、どのような人物なのか知りたい人。
●人道支援の生の姿を知りたい人。
●「テロ・内戦を、どうすればなくせるか」を考えたい人。

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 「私は、最終的には、やっぱり人を生き延びさせる選択をとるよりほかにしょうがないんじゃないかと考えました。というのは、生き延びればもう一回チャンスが出てくるかもしれないんですよね、人間って。そこで殺されたら、それまでですから」
(本文引用)
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 「世界を変えた10人の女性」の記事で、緒方貞子さんが「世界に何をもたらしたか、人道支援の何を変えたか」について書いた。
 
 本書はさらに踏み込んだ本。
 何しろ緒方貞子さんの「声」が、そのまま収められている。
 生きた「緒方貞子さん」が、ここにいるのだ。

 NHKのプロデューサーが、緒方さんの真意を引き出すため、入念に準備を重ねて実現したインタビュー。

 「緒方貞子」とは、いったいどんな人物なのか。
 なぜ後にも先にも「彼女ほど有能な国連難民高等弁務官はいない」と言われる、行動ができたのか。

 本書を読めば、緒方氏の「並外れた決断力・行動力の源」がありありと見えてくる。

 「緒方貞子」という人物を知り、「世界」を考えるうえで、まず読むべき一冊だ。

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有吉佐和子「悪女について」。令和1位の昭和ミステリー!読者を本当にだますのは主役じゃなくて〇〇。

★「悪女について」は、こんな人におすすめ!

●二度読み、三度読みしたいミステリーを求めてる人。
●頭がこんがらがる小説を読みたい人。
●だまされる快感を味わいたい人。
●読書仲間と「謎解き」を語り合いたい人。

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 あなた様が、どうしてあの人に興味をお持ちになりますの。分りませんわ。これまでお書きになったものを読ませて頂いておりますけれど、いつも主人公は立派な方じゃございませんか。
(本文引用)
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 「悪女について」を読んだら、他のミステリーがしばらく読めなくなった。

 30年余の時を経て、昭和ミステリーが令和で1位。
 「不朽の名作」とはよく言ったもので、何十年経っても全く古臭くない。
 
 私のなかでは「令和元年に読んだミステリー1位」。
 他の平成・令和の本をゴボウ抜きにして、今年断トツで楽しめた。

 一人の女性について、27人もの人物が語る「異色インタビュー小説」。
 さて、主人公の女性は「悪女」なのか?「聖母」なのか?
 大金持ちか?稀代の詐欺師か?

 しかし読むうちに、だんだん新たな真実が浮上。
 「最も巧妙に人をだます人物」は他にいたのである。

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「農ガール、農ライフ」感想。職なし家なし、もう死ぬしかない・・・どん底女子奇跡の復活劇とは?

★「農ガール、農ライフ」は、こんな人におすすめ!

●人生史上最大に落ち込んでる人。
●どん底からの復活劇を読みたい人。
●田舎暮らし・農業に憧れてる人。

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 あっ、まだ笑えるぞ、自分。 
 だって一緒になって怒ってくれる人がいる。
 もう少しなんとか頑張ってみよう。

(本文引用)
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 「もうダメ」と落ち込んでるあなた。
 本を読む元気もないかもしれないが、一冊でも読む力があれば、本書がおすすめだ。

 女性が主役の小説で、ここまで地獄を見た本はない。

 職を失い、恋人も失い、家も失う「どん底劇」。 
 「最後はハッピーになるんだろうな~」と思いつつ、「ちょ、ちょっとホントに大丈夫?」と本気で心配になった。
 
 それだけにラストの痛快さは格別!
 人間、あきらめなければいくらでも復活できる。
 いくら崖っぷちに追いやられても、崖から落ちなければきっと何とかなる。


 「農ガール、農ライフ」は、「人生ツーアウトから」と心から思えるエナジー小説。
 今、立ち直れない痛手を受けてる女性は、ぜひ手に取ってみてほしい。

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祝・本屋大賞ノンフィクション本大賞!「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」

 本屋大賞・ノンフィクション本大賞は「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」に決まりました!



 私は8月に本書を読んだのですが、とにかく強烈に思ったのは「こんな大人になりたくない」と思ったこと。
 (「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」のレビューはこちら

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プロフィール

アコチム

Author:アコチム
仕事・家事・育児の合間に文字を楽しむ、兼業主婦の備忘録です。
本の評価は以下のとおり(2015年10月~)
★★★★★=読むと一生幸せでいられます。
★★★★☆=読むと1年間幸せでいられます。
★★★☆☆=読むと1週間幸せでいられます。
★★☆☆☆=これ以下の本は載せません。

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