ユーチューバーになりたい人必読!?「時間をかけずに成功する人 コツコツやっても伸びない人」感想

評価:★★★★★

「赤ちゃんの命を救うのに、そもそも安いガラスケースなんて必要なのかと自問自答しました」
(本文引用)
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 小学生に「将来なりたい職業」を聞いたところ、「ユーチューバー」が上位にランクインしたそうです。

 最初にそのニュースを聞いた時には、「ええっ!?」と驚きましたが、この本を読んだら考えは一転。

 「夢はユーチューバー、いいじゃない!」
 「ユーチューバーも立派な仕事!」

 そう思えてきました。

 そして同時に、こんなことも。

 「はっきり言って、ジョン・F・ケネディかスティーブ・ジョブズなみの才覚が必要だけどいいの?」



 ユーチューバーとして生活を支えるということは、本書の言う「スマートカット=賢い近道」をほぼ完ぺきにこなすこと。
 ユーチューバーやブロガー、アフィリエイターとして成功するためには「コツコツやっても伸びない人」であっては絶望的。
 「時間をかけずに成功する人」であること、「時間をかけずに成功する人」になることが不可欠なのです。

 では、そのような「時間をかけずに成功する人」になる法則とは何でしょうか?
 今回ご紹介する本「時間をかけずに成功する人 コツコツやっても伸びない人」は、最速で成功する「9つの鉄則」を紹介。

 これを読めばユーチューバーどころか、最年少の総理大臣になるのも夢じゃない!?

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浅野忠信主演で映画化!重松清「幼な子われらに生まれ」内容と感想

評価:★★★★★

 ウォルト・ディズニーなら、きっと、すべての登場人物が幸せになるよう取り計らってくれるはずだ。そのための魔法を使うには、私はどんな呪文を唱えればいいのだろうか。
(本文引用)
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 2017年8月に映画公開される「幼な子われらに生まれ」
 主演は浅野忠信さんと田中麗奈さんですが、寺島しのぶさんが出演されるというのが気になりますね。
 
 寺島しのぶさんが出るというだけで、ただものではない映画になる気がします。
 寺島しのぶさんが出演されるなら観に行こうかな。

 ちなみに宮藤官九郎さんも出演されるそうです。もしかして、あの「ひどい亭主」の役なのかな?

 とにもかくにも、8月26日の公開が楽しみです。



 さて、この「幼な子われらに生まれ」ですが、小説家重松清、渾身の一作だと思います。
 重松清さんといえば「家族もの小説」の名手ですが、本作は特に力が入っているのでは?

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笑いたければこの一冊!佐藤愛子「九十歳。何がめでたい」

評価:★★★★★

 ポックリ死はいうならば「クラーク・ゲーブルとのキス」なのだ。
(本文引用)
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 たまに実母(今年で80歳)に会うと、驚くことがあります。

 私の子ども(すなわち孫)の書道の先生を見て「まだあんなにお若い方が、教えていらっしゃるのねえ!」
 ちなみにうちの子の書道の先生は、どう若く見ても70歳ぐらいです。

 そしてある日、私が母に教わったように洗濯物を干していると「××ちゃん(私のこと)すごい! こうして干すと、確かに乾きやすいわよね。××ちゃんはやっぱり賢いわぁ~!!」
 そこで私が「えっ? この干し方、お母さんに教わったんだよ」と言うと、
 「えっ? そうだった?」と全く覚えていない様子。



 ちなみに先日、「これから劇団四季の『アラジン』を観に行きます」とメールをしたところ「それは楽しみですね!いってらっしゃい」との返信が。
 そして翌日、「アラジン」のパンフレットを持って実母と会ったところ「まあ、『アラジン』を観に行ったの? それは素敵な体験をしたのねえ!」と顔をパアアッと輝かせていました・・・。
 完全に「初めて聞いた!」といった表情でした。

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東野圭吾短編集「素敵な日本人」感想。評判通りの面白さでストレス解消できました。

評価:★★★★★

 包装紙を開き、ほぼ正方形の平たい箱の蓋を取った。中を見た瞬間、ぎくりとして手元を狂わせた。
(本文引用)
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 東野圭吾さんの短編集・・・ということは、「ハズレなし」のミステリーが一度に何話も読めるということ。
 これを見逃す手はないでしょう! ということで、買いました読みました「素敵な日本人」。

 東野作品らしく、骨太のミステリーが8編収められているのですが、どれも30ページほどなので合間合間に楽しめます。
 頭が働かなくなった時に、チョコレートを一粒食べるような感覚で読めば、しばらくは読書の楽しさとミステリーの甘美さに浸れるはず。

 私はこの短編集のおかげで、ものすごーくストレスが解消されました。

 面白いミステリーをつまみ食いするように読むのって、こんなに心がウキウキするものなんですねぇ。
 東野圭吾さん、いつもありがとう!!!



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本屋大賞・翻訳小説部門受賞!「ハリネズミの願い」トーン・テレヘン 感想

評価:★★★★★

 みんな、ぼくのことをありのままに受けいれなければならない、とハリネズミは思った。ハリも含めてありのままに。
(本文引用)
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 2017年の本屋大賞は、恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」に決まりましたね。

 この本屋大賞、実は翻訳小説部門もあります。昨年は「書店主フィクリーのものがたり」でしたが、今年はこの「ハリネズミの願い」。
 どこか寂しげな空気が漂うタイトルですが、この小説、新しい友だちができるかどうか不安な方に、全力でおすすめしたい小説です。

 友だちがほしい、皆に愛されたい。
 でも、そう願っている間はなかなか「真の友だち」に気づくことができない。



 「ハリネズミの願い」は、優しい語り口でそんなことを教えてくれる物語。
 温かくもちょっとシビアな“大人の童話”です。

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「やっぱり人生は素晴らしい」と再認識。「顔ニモマケズ」水野敬也

評価:★★★★★

 「人から見られるのが嫌なら、俺が着ぐるみを着て君の隣を歩いてやる」
(本文引用)
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 この世にひとつしかない自分の人生を、納得できるように生きるにはどうすればよいか。

 ふとした時に、そう考えこんでしまう方は多いのではないでしょうか。

 そんな方は、ぜひ本書を手に取ってみてください。

 悩んでいることそのものが、すでに「納得できる人生を生きる」大きな一歩となっていることに気づくことでしょう。
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 本書「顔ニモマケズ」に登場する9人の方々は、顔に何らかの疾病や傷跡を抱えています。



 顔を隠して生活するのはなかなか難しく、小さな外出や宅急便の受け取りひとつでも、たいへんなストレスを強いられます。

 でも、彼らのインタビューを読んでいるうちに、こう思えてきました。

 「生きていくうえでの悩みは、皆、同じなのではないか」

 見た目の問題で腰が引けてしまう方も、誰もがうらやむような美男美女も、もしかすると悩みは同じなのかもしれない。そう思えてきたのです。

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山内マリコ「あのこは貴族」レビュー。予想外に(失礼!)面白くて一気読みしました。

評価:★★★★★

 「世の中にはね、女同士を分断する価値観みたいなものが、あまりにも普通にまかり通ってて、しかも実は、誰よりも女の子自身が、そういう考え方に染まっちゃってるの。だから女の敵は女だって、みんな訳知り顔で言ったりするんだよ。」
(本文引用)
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 芦田愛菜ちゃんが慶應中等部に入学されたとのことで(おめでとうございます!)、積ん読していたのを引っ張り出して読みました。

 「幼稚舎から慶應」の内部生と「大学から慶應」の外部生との話は、しばしば小説でも採り上げられますね。
 貫井徳郎さんの「愚行録」もそうですし、セレブ対庶民を物語るうえで格好の舞台なのでしょう。

 私の職場には大学から慶應という人がたくさんいたのですが、本当にこんな思いをしていたの?と何だか不安になってしまいました。
 (まさかそんなわけはないと思うのですが・・・。あ、でも大手出版社創業一族のご子息が、内部生として取り巻きをつれて歩いているという噂は聞いたことがあります。下世話な話ですみません。)

 それはさておき、山内マリコ著「あのこは貴族」



 これまた慶應内部生に対する、羨望と嫉妬のようなものを描いた小説なんですね。
 慶應に限らず、東京のお金持ちに対する呪詛と言いますか。

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 読む前は「ありがちなステレオタイプはお話しかなあ」と思っていたのですが、これが、ちょっと意外なほど強烈に面白かったんです。

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プロフィール

アコチム

Author:アコチム
仕事・家事・育児の合間に文字を楽しむ、兼業主婦の備忘録です。
本の評価は以下のとおり(2015年10月~)
★★★★★=読むと一生幸せでいられます。
★★★★☆=読むと1年間幸せでいられます。
★★★☆☆=読むと1週間幸せでいられます。
★★☆☆☆=これ以下の本は載せません。

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